MotoGPやマン島TTなど、レーシングライダーが明かすレースの舞台裏...BIKE! BIKE! BIKE! 2019

レーシングライダートークステージ(BIKE! BIKE! BIKE! 2019)
レーシングライダートークステージ(BIKE! BIKE! BIKE! 2019)全 10 枚

BIKE! BIKE! BIKE! 2019メイン会場のGPスクエアでは、午後から「レーシングライダートークステージ」が開催された。ステージには、元MotoGPライダーの中野真矢さん、J-GP3クラスに参戦中の岡崎静夏選手、同じくJ-GP3クラスに参戦中の三好菜摘(なつみ)選手、公道レースのマン島TTやパイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライムに自ら開発した電動バイクで挑んでいる岸本ヨシヒロさんら、豪華ゲストが登壇した。司会は和田鉄平さん。

冒頭は、国内のST600クラスで活躍後、海外の公道レースに参戦する過程で、電動バイクの面白さを知った岸本ヨシヒロさんが、その魅力を紹介。「僕も最初は、電動バイクなんて、と思っていたのですが、あるマシンに乗ってリッターバイク並みのトルク感と加速にびっくりしたんです。これでレースやると面白いんじゃないかなと思って」と、今の活動にいたる経緯を明かした。

また、岸本さんはマン島TTレースについても紹介。「6速全開で街中を250km以上で走っていくんですが、コーナーに入るときもブレーキを掛けず、アクセルを少し戻すだけでフロントサスペンションを沈ませて曲がっていくんですね。それもブラインドコーナーで」とその凄まじさについて語った。

昨年MotoGPのMoto3クラスにワイルドカードで参戦した岡崎選手は、「GPライダーって、一緒に走ってみると、コーナーで抜かれた時に『あ、これは絶対にコースアウトするな』という勢いでも、普通に曲がっていくんですね。そういうのを後ろから見ると、すごいなと」。そして同じくJ-GP3クラスで戦う三好選手も、同じ女性ライダーとして負けないようにしないとなと思いつつ、「レースウイークに入ると張り詰めたものを感じて、ちょっと(岡崎選手が)怖い」と告白し、「ええ? 超フレンドリーじゃん!」と返されるシーンも。

最後に三好選手は「今年はJ-GP3クラスだけでなく、ホンダの社内チームである浜松エスカルゴから鈴鹿8耐の参戦も目指しています」と発表。「女性の1000ccライダーはなかなかいないので、ちょっと足つきは不安ですけど、走り出したら関係ないです。ぜひ鈴鹿8耐も見に来てください」と観客にアピールした。

《丹羽圭@DAYS》

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