イメージング&センシング関連の世界市場、2024年に10.5兆円 富士キメラ総研予測

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富士キメラ総研は4月23日、3Dセンシングや高解像度化などの進展で、自動車、モバイル、セキュリティ、産業分野で需要が増えている光学機器・デバイスの市場を調査した結果「2019イメージング&センシング関連市場総調査」を発表した。

調査はイメージング&センシング関連部品・デバイスとして光学ユニット11品目、半導体デバイス8品目、光学部品8品目、光学関連材料・装置7品目の光学関連部品・デバイス計34品目と、そのアプリケーションとして民生機器3品目、社会インフラ系カメラ10品目、情報入出力機器4品目の計17品目の世界市場を分析し、その動向と将来を予想した。

イメージング&センシング関連部品・デバイスの世界市場は2018年が前年比10.7%増の7兆1363億円だった模様で、2024年には10兆4592億円にまで拡大すると予測する。

特に光学ユニット、半導体デバイスは年平均成長率7%以上と予測。車載カメラモジュール、車載カメラ用レンズユニット、ヘッドライトシステム、HUD、ライダーなど車載関連が伸びる見通し。

半導体デバイスでは、センシング用途で需要増加を予想。エリアイメージセンサー、TOFセンサー、赤外光LEDパッケージなどの伸びを予想する。

注目市場で車載カメラモジュールが2018年が同14.0%増の2958億円だったのが2024年には6740億円と、2017年比2.6倍の伸びを予想する。自動車市場の拡大と安全機能の向上目的、自動運転への対応で需要が増加する。

ライダーは2018年が669億円だったのが2024年には1850億円と予想。現状の市場は小さいが、自動車で本格採用が始まる2022年以降、伸びが見込めるとしている。

《レスポンス編集部》

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