メルセデスベンツ Cクラス 次期型はGT-R以上の空力ボディ? ニュルで高速テスト

メルセデスベンツ Cクラス 新型 スクープ写真
メルセデスベンツ Cクラス 新型 スクープ写真全 16 枚

メルセデスベンツの主力4ドアサルーン『Cクラスセダン』次世代型が、ドイツ・ニュルブルクリンクで高速テストを開始した。ワールドプレミアは2020年と予想される次期Cクラスの完成度は。

【画像全16枚】

開発は初期段階のためカモフラージュはまだ重く、デザインの詳細は不明だ。しかし新情報を入手することができた。

次世代型では、軽量に特化した「MRA2アーキテクチャ」(メルセデス・リアホイール・アーキテクチャの第2世代)を採用し、EVブランド「EQ」シリーズに採用される「EVA」(電気自動車アーキテクチャ)と一部のコンポーネントを共有する。Aピラーからルーフエンドまでより滑らかなボディラインとなり、空力特性を示すCd値が0.25へ進化する。これは現行『Cクラスクーペ』の0.29はもとより、日産『GT-R』の0.27をも凌ぐ数値だ。

新型では、ハイテク装備にも注目だ。スマートフォンでのリモートパーキングのほか、レーザー技術なしで600m先を照らすヘッドライトを装備する。さらにコックピットにも革命が起きる。アウディ、BMW、ダイムラーの連合で買収した地図情報サービス大手「HERE」社の最高級デジタルマップを採用、WLAMホットスポットを含むオンライン接続が3年利用可能になるという。またナビゲーションは3D表示となり、幅30cmのディスプレイに拡大表示されるようだ。

パワートレインは、「EQブースト」をメインとした電動化が進む。1.5リットル直列4気筒ガソリンターボ+マイルドハイブリッド、2.0リットル直列4気筒ディーゼルターボ+マイルドハイブリッド、またEV走行だけで100kmと噂される直列4気筒エンジン+電気モーターのプラグインハイブリッドなども予想される。

新型車を最速スクープ『Spyder7』をチェック!

《APOLLO NEWS SERVICE》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『ムラーノ』、「プロパイロット」搭載でハンズフリー運転が可能に…米2026年モデル
  2. 新型センチュリーは2ドアに、レクサス『LS』は6輪ミニバンに大変身…土曜ニュースランキング
  3. 【ダイハツ ムーヴキャンバス 新型試乗】「ワゴンRスマイル」と双璧をなす“癒し軽”…島崎七生人
  4. トヨタの最高峰、新型センチュリーは2ドアに、レクサス『LS』は6輪ミニバンに大変身…ブランド新戦略発表
  5. Singerのポルシェ911カレラクーペ、日本初公開へ…420馬力フラット6搭載
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る