タミヤのRCカーはよりリアルなプロポーションで…静岡ホビーショー2019

静岡ホビーショー2019のタミヤブース。新製品の展示ばかりではなく、作り方、遊び方をアポートする商品が多数並ぶ。
静岡ホビーショー2019のタミヤブース。新製品の展示ばかりではなく、作り方、遊び方をアポートする商品が多数並ぶ。全 27 枚

静岡ホビーショー2019会場内で、一番大きなブースを設けているのは星のマークのタミヤだ。

子供にも人気のミニ四駆、プラモデル、RCカーのニューモデルの展示の他、クラフトツールやエアーブラシなど、モデラー必携のアイテムの紹介など、幅広いラインナップの製品が並んでいた。

ミニ四駆シリーズは今でも子供たちによる支持が根強くあるものの、昔遊んでいた大人が再び手に取るケースも珍しくないという。そんな事情から、往年の人気モデルや、逆にクラシックカーのようなボディを持つモデルなど、車種展開も幅広く、アフターパーツでの拡張性も大きくなっている。

かつてミニ四駆を楽しんでいた世代がRCカーに移行するケースもあるという。

そんな中、目を惹くのはトヨタ『スープラ』や『マツダ3』など、話題のニューモデルのRCカーだ。最近では自動車メーカーとのコラボレーションでの企画もあり、その自動車メーカーのRCカーでのレースも開催されるなど、新たなムーブメントも盛り上がってきている。

中でも注目は、マツダ3新型のRCカー。「魂動デザイン」を深化させた抑揚ある滑らかな面で構成されたボディ。これをポリカーボネートで再現している。コントローラブルなシャフトドライブ4WDシャーシTT-02を採用、実車イメージを踏襲した、赤い強化ロワアームを装備した特別仕様となっている。

また、日産R32『スカイラインGT-R』、フォルクスワーゲン『タイプ2』、アウディ「クワトロ・ラリーA2」などのRCカーも目を惹いた。これらのモデルは海外市場でも人気が高い。

かつてのRCカーはシャーシを共有する製品で、ボディこそ元のクルマの面影をとどめているが、全体のフォルムや佇まいが不自然なものも少なくなかったという。こうした実車さながらのプロポーションで、という声は根強く、そうした市場の声に応えたかたちだ。

「一度試してほしい!」というのはタミヤエアーブラシシステムを紹介するブースの担当者だ。難しいと思われがちなエアーブラシ。しかし広い塗装面はもちろん細かい部分まで、エアーブラシで簡単、きれいに仕上がるのだという。「クルマのボディを塗ったりする場合、筆ではどうしてもあとが残ってしまいます。そんな箇所もエアーブラシなら簡単にきれいな仕上がりが可能です。また塗布する範囲が調節できるため、ディテールの仕上げも簡単です。まだ使ったことない方、ぜひ試してほしいですね」と担当者は話していた。

《中込健太郎》

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