DS 7クロスバック のPHV「E-TENSE」、燃費71.4km/リットルと確定

EVモードは最大58km、CO2排出量は31g/km

12.3インチモニターを核にしたデジタルコクピットを採用

最新の先進運転支援システムを搭載。DSナイトビジョンも導入

DS7 クロスバック E-TENSE 4×4
DS7 クロスバック E-TENSE 4×4全 18 枚

PSAグループのDSは5月9日、電動SUVの『DS 7クロスバックE-TENSE 4×4』(DS 7 Crossback E-Tense 4×4)が、新燃費基準の「WLTP」の認証を受けたと発表した。

画像:DS 7クロスバックE-TENSE 4×4

EVモードは最大58km、CO2排出量は31g/km

同車は、DSブランドの最上級クロスオーバー車、『DS 7クロスバック』のプラグインハイブリッド車(PHV)だ。新開発のPHVパワートレインのエンジンは、直噴1.6リットル直列4気筒ガソリンターボ「PureTech」。最大出力200hp/5500rpm、最大トルク30.6kgm/3000rpmを発生する。モーターは、フロントが最大出力109hp、最大トルク34.3kgm、リアが最大出力109hp、最大トルク16.9kgm。エンジンとモーターを合わせたシステム全体で、300hpのパワーと45.9kgmのトルクを引き出し、4輪を駆動する。

トランスミッションは8速ATの「EAT8」。パワフルなPHVパワートレインを積むDS 7クロスバックE-TENSE 4×4は、0~100km/h加速6.6秒の性能を発揮する。バッテリーは、蓄電容量13.2kWhのリチウムイオンだ。今回のWLTPの認証では、ゼロエミッションモードが最大58km、燃費は71.4km/リットル、CO2排出量は31g/kmと確定している。

また、ゼロエミッションモードの最高速は、135km/h。走行モードは、ゼロエミッションモード、スポーツモード、ハイブリッドモード、4WDモードの4種類から選択できる。バッテリーの充電は、標準コンセントでおよそ8時間。急速チャージャーも利用でき、充電はおよそ1時間45分で完了する。

12.3インチモニターを核にしたデジタルコクピットを採用

デジタルインストルメントパネルには、12.3インチ液晶スクリーンを使用。パーソナライズされたメーターなどの走行情報と「DSナイトビジョン」の映像を表示する。ナビゲーション操作や各種セッティングを行うセンターコンソール上の8インチHDスクリーンは、Apple の「CarPlay」とグーグルの「Android Auto」に対応させた。車内でのスマートフォンなどのデジタルデバイスの充電は、ワイヤレスで可能だ。USBケーブルでの接続を必要としないワイヤレス給電の国際共通規格「Qi」を採用する。充電スポットはセンターコンソール部分にあり、対応するスマートフォンを置くだけで充電できる。

「トラフィックサインインフォメーション」を装備した。車両自らが制限速度と進入禁止を認識する。これらに関する道路標識をマルチファンクションカメラが読み取り、インストルメントパネルに表示する。制限速度は、ドライバーが任意でクルーズコントロールやスピードリミッターに連動させることができる

サスペンションには、新世代の「DSアクティブスキャンサスペンション」を採用した。路面状況をセンシングし、サスペンションを制御する。このシステムはマルチファンクションカメラが、車両前方5~25mの範囲の路面状況を常時高速スキャンして、路面の凹凸を検知。このフィードフォワード制御による四輪のショックアブソーバーの減衰力の最適化と、リアマルチリンクサスペンションが相まって、浮遊したまま移動するかのような快適な乗り心地を実現するという。

最新の先進運転支援システムを搭載。DSナイトビジョンも導入

「DSコネクテッドパイロット」は、高速道路における同一車線内走行を想定した運転支援機能だ。前車の完全停止からアクセル操作無しで追従する。マルチファンクションカメラとミリ波レーダーによって、前車との車間距離を保ちながら、車線内の任意の位置を維持することができる。前車が完全停止したのち3秒以内に再発進すれば、アクセル操作無しで追従。高速道路での渋滞にも対応している。

DSナイトビジョンは赤外線カメラで、夜間や暗闇での視界補助を行う。夜間走行で前方を赤外線カメラ監視し、その映像をインストルメントパネルに投影する。映像はグレースケールで表示され、前方に人物や動物の存在を認識すると対象物を黄色でハイライトし、さらにそれらが車両の進路と交錯する可能性があると車両が判断した場合は赤色でハイライトし、ドライバーに注意喚起を行うシステムとした。

《森脇稔》

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