BASF、分光光度計の最新モデル COLORTRONIC 12/6 実機を公開…オートサービスショー2019[訂正]

R-M / BASF(オートサービスショー2019)
R-M / BASF(オートサービスショー2019)全 7 枚

BASF傘下の自動車補修用プレミアム塗料ブランド『R-M』は、ことし設立100周年。同社ブースでは、その100年を振り返る歴史紹介のほか、正確性が向上した分光光度計『COLORTRONIC 12/6』(カラートロニック12/6)のタッチアンドトライコーナーを設けて説明した。

日本に初導入する COLORTRONIC 12/6は、12光線測定技術で正確な色を識別。完全な一致率を実現させるモデル。Wi-Fiを搭載し、色測定データはワークステーションに無線でリアルタイムで送信され、ワークフローの高速化を実現。「ペインターは、顧客のクルマを入庫してすぐ、顧客の前で色測定を行える」と担当者は伝えていた。

また正確な調色に近づけるべく、アルゴリズムを一新。最新ソフトウェア「Color Explorer」と「Shop Master」を使うと、測定結果からより正確に調色できるようにもなった。

作業の流れは、COLORTRONIC 12/6で測定したデータを、既存のカラーデータベースと比較。測定した色はカラーバーとして隣合わせに表示される。この比較と測定を重ね、測定した色にできるだけ正確に一致するまで繰り返す。今回、同社ブースでは、こうした一連の色測定フローを、COLORTRONIC 12/6実機を用いて教えてくれる。

いっぽう同社ブースでは、R-Mのさまざまな情報を提供していくR-M LINE公式アカウントを紹介。「このLINE公式アカウントから、日本全国のボディショップで広く使用されている水性塗料システム「オニキスHD」や、R-M製品に関連する最新の製品・技術情報を、BtoBでもBtoCでも、届けるようにしていきたい」と担当者は伝えていた。

<訂正> 当初BASFが創立100周年としておりましたが、創立100周年はR-Mです。おわびして訂正・再出力いたします。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スイスポ最終モデルの完全進化形! BLITZが手掛けた“走りと快適”の完熟セットアップPR
  2. 【BMW R1300RT 試乗】200km/hクルーズの快適さは、もはや飛行機レベル…佐川健太郎
  3. BMWの電動スクーター『CE 04』、3つの新デザインバリエーション発表
  4. フジロック2025にSUV『ディフェンダー』がブース開設、高性能版「OCTA」も展示へ
  5. 新型ハイパーカー『オーロラ』、外観デザイン確定…1850馬力ハイブリッド搭載
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  4. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る