登場から半世紀、元南海の電車がラストラン…熊本電鉄の200形 7月30日

7月30日限りで引退する200形電車。1969年に登場した元南海22000系で、熊本電鉄に導入後はATSが追加され201A・202Aとなり、前面にスカートが取り付けられた。
7月30日限りで引退する200形電車。1969年に登場した元南海22000系で、熊本電鉄に導入後はATSが追加され201A・202Aとなり、前面にスカートが取り付けられた。全 3 枚
熊本県の熊本電気鉄道(熊本電鉄)は5月20日、200形電車(201A+202A)が7月30日限りで引退することを明らかにした。

200形は、熊本電鉄としては3代目の形式名で、1969年以来、南海電気鉄道(南海)高野線で運行されていた22000系1編成(22003+22004)を1998年に導入したもの。南海時代から数えて半世紀、熊本電鉄での導入時から約21年が経過していた。

この引退を記念して、5月28日9時からは北熊本駅くまでんショップで「さよなら200形記念乗車券」(1000円)を500セット限定で発売。7月1日からは前後でデザインが異なるヘッドマークを掲出する。

また7月7日には200形の運転体験(定員8人、参加費1万円)を、7月28日には9時から12時まで北熊本駅車庫で撮影会を開催する。

なお、ラストランとなる7月30日は、終日、北熊本~上熊本間で運行される予定。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  2. 三菱『エクリプス クロス』新型、航続600kmのEVに…ルノーからOEM供給へ
  3. ホンダ『ヴェゼル』、新グレード「RS」先行予約開始…10月発売へ
  4. 顔が激変! BMWの最小SUV『X1』改良新型、ノイエクラッセ導入へ…プロトタイプを初スクープ
  5. 空冷ポルシェで1台2億円!? マニア垂涎『シンガー911 DLS』とは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る