電動車を中心としたライフスタイルを提案する三菱自動車…人とくるまのテクノロジー2019

三菱自動車(人とくるまのテクノロジー2019)
三菱自動車(人とくるまのテクノロジー2019)全 5 枚

電動車のパイオニアであり、今も精力的に取り組んでいる三菱自動車は、人とくるまのテクノロジー展2019に2019年モデルの『アウトランダーPHEV』に加えて、電動車のあるライフスタイルを提案する「電動DRIVE HOUSE」を展示した。

2019年モデルのアウトランダーPHEVは、従来モデルに比べてバッテリー容量を15%アップ、EV走行時の航続距離60.8kmから65.0km(JC08モード)に延長することに成功。車体剛性のアップやショックアブソーバーやステアリグギヤの改良、車両運動統合制御システム「S-AWC(Super All Wheel Control)」の性能などがおこなわれている。三菱ブースではこのアウトランダーPHEVをシャシーモデル展示やパネル解説によって強調して展示した。

さらに今回の展示のメインとなるのが、「電動DRIVE HOUSE」。今回の人とくるまのテクノロジー展の開催テーマは「新たな自動車技術が支える地域創生」。そのテーマに合わせた展示が「電動DRIVE HOUSE」。「電動DRIVE HOUSE」は、電動車の購入と合わせてヴィークル・トゥ・ホーム(V2H)を中心としたした家庭用システム。

「電動DRIVE HOUSE」には太陽光発電機器やV2H 機器などで構成するシステムをワンパッケージ化されているのが大きな特徴。電動車を中心としたライフスタイルを提案するもので、設置工事やアフターメンテナンスなどまで一括して提案、案内するものとなっている。「電動DRIVE HOUSE」を利用することで、電気代や燃料代が節約できるほか、災害時などの緊急時の非常用電源としての利便性、環境への配慮などを紹介。電動車を中心とした新しいエネルギーサイクルを提案する展示となっていた。

《諸星陽一》

諸星陽一

自動車雑誌の編集部員を経て、23歳でフリーランスのジャーナリストとなる。20歳代後半からは、富士フレッシュマンレースなどに7年間参戦。サーキットでは写真撮影も行う、フォトジャーナリストとして活動中。趣味は料理。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. アルファロメオの新型SUV『ジュニア』日本発売に、「420万円はリーズナブル」「マジで美しい」など反響続々
  2. クーペSUVに進化! アルファロメオ『ステルヴィオ』次期型を完全プレビュー
  3. トヨタ車体、『アルファード』『ヴェルファイア』をトヨタに生産移管、いなべ工場は商用車専用に
  4. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  5. 「まさにアメリカンスポーツの最高到達点」1000馬力越えの『コルベット』にSNSも注目!コスパ最強ハイパーカー誕生か
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
ランキングをもっと見る