ルノーがSUVクーペ市場に参入、『アルカナ』を欧州発表

外観はコンセプトカーをほぼ踏襲。緩やかに傾斜したルーフラインが特長

最新のマルチメディアシステムを採用。運転モードは3種類

ルノー日産三菱とダイムラーとの提携の最新の成果となるガソリンターボエンジンを搭載

ルノー・アルカナ
ルノー・アルカナ全 17 枚

ルノーは5月23日、新型SUVのルノー『アルカナ』(Renault Arkana)の市販モデルを欧州で発表した。

画像:ルノー・アルカナ

ルノーは2018年夏、ロシアで開催されたモスクワモーターショー2018において、アルカナをコンセプトカーとして初公開した。今回、その市販バージョンが欧州で発表されている。

外観はコンセプトカーをほぼ踏襲。緩やかに傾斜したルーフラインが特長

アルカナは、ルノー初のSUVクーペでもある。SUVクーペは、メルセデスベンツ、BMW、アウディなど、プレミアムメーカーが主流だ。ルノーはこれらのプレミアムメーカーよりも車両価格を抑えながら、SUVクーペ市場に参入する。車名のアルカナとは、秘密を意味する「ARCANUM」に由来する。アルカナは、Cセグメントに属する新型クロスオーバー車となる。

アルカナの外観デザインは、コンセプトカーとわずかに異なるだけ。緩やかに傾斜したルーフライン、高い位置に配されたウエストライン、幅広くボリューム感のあるバンパーは、そのまま採用する。CシェイプのLEDヘッドライトは、ルノーデザインのDNAを表現するもの。高い最低地上高、ワイドなホイールアーチ、17インチのタイヤ&ホイールを採用。SUVクーペのデザインは、ボディサイドのクロームやパノラマガラスルーフによって強調されている。

最新のマルチメディアシステムを採用。運転モードは3種類

インテリアは、触れて心地よい素材、新しいマルチメディアシステム、「マルチセンス」などを採用する。スペース、品質、モダンさ、快適さを追求している。

センターコンソールには、Apple 「CarPlay」、グーグル「Android Auto」に対応したルノー「イージーリンク」マルチメディアシステム用の8インチタッチスクリーンを装備した。ドライバーは実用的で使いやすいアプリケーションにより、多くのコンポーネントをカスタマイズできる。マルチセンス技術により、ドライバーに3つの運転モード(エコ、スポーツ、マイセンス)、と8種類の照明色が選択できる。荷室容量は、シートが通常の状態で508リットル。後席を折り畳めば、最大で1333リットルに拡大する。

ルノー日産三菱とダイムラーとの提携の最新の成果となるガソリンターボエンジンを搭載

パワートレインには、ルノー日産三菱アライアンスとダイムラーとの提携の最新の成果となる新しい「TCe 150」ガソリンエンジンを搭載する。このターボエンジンは最大出力150hpと最大トルク25.5kgmを引き出す。パフォーマンスとドライビングプレジャーを実現しながら、燃費13km/リットルの環境性能も併せ持つ。

このエンジンには、CVTの「Xトロニック」を組み合わせる。ルノー日産三菱アライアンスが開発した4WDシステム、「スマートオールモード4×4-i」を採用している。

アルカナは、強化されたシャーシと208mmの最低地上高を持つ。アプローチアングルは18度、ディパーチャーアングルは25度とし、オフロード性能を追求している。厳しい走行条件において、30万kmに及ぶ走行テストを実施しており、どんな天候条件でも快適な走行性能を実現しているという。

なお、ルノーはアルカナを、2019年夏のロシアを皮切りに、世界市場へ投入する予定だ。戦略的な「ドライブ・ザ・フューチャー」計画の一環として、ルノーグループの世界規模での拡大に貢献するモデル、としている。

《森脇稔》

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