FCA、ルノーに統合を提案 公式発表…日産と三菱を加えて世界最大の自動車メーカー目指す

FCAのイタリア、トリノ本社 (c) Getty Images
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FCA(フィアット・クライスラー・オートモービルズ)は5月27日、ルノーグループに、統合に関する提案書を提出した、と発表した。

今回の提案書は、グローバルな自動車グループを創造するのが狙いだ。FCAはルノーグループの取締役会に対して、1対1の比率による両社の事業統合を提案する、法的拘束力を持たない意向表明書を送付している。

両社は、FCAによる今回の提案に先立ち、当初、協業可能性のある製品や地域の範囲、とくに新規技術の開発と商業化について、事業運営に関する議論を重ねてきた。それらの議論を通じて、統合による幅広い分野での協業が、資本効率や製品開発の迅速化を大幅に改善することにつながるという認識で一致した。この統合はまた、電動化やコネクティビティ、自動運転といった分野における自動車業界の変革の好機を捉えるために、大胆な決断が必要であるとの認識にも基づいている。

この統合案は、売上高・台数・収益性・技術の観点から両社の株主やステークホルダーにメリットをもたらす卓越したグローバル自動車メーカーの創造を可能にする。両社を合わせた世界年間販売台数は約870万台。EV技術、高級ブランド、SUV、ピックアップトラック、商用車のグローバルリーダーとなるとともに、グローバルにおいて、一社だけでは成し遂げられない、より広く均衡のとれた地位を確立することになるという。

なおこの提案は、FCAとルノーグループの統合に焦点を置いている。しかし、FCAは、ルノーグループとの統合後の組織体制という観点から、ルノーグループのアライアンスパートナー企業に対しても、アライアンス全体の新たな付加価値の創出に向け連携していく。

FCAは、ルノーグループのパートナー企業のポジションや実績を高く評価しており、パートナーシップの拡大はアライアンス全体に大きなメリットをもたらすことが期待される。FCAとルノーグループの統合会社と、アライアンスパートナーの日産自動車、三菱自動車を合わせると、年間1500万台以上を販売する世界最大の自動車メーカーアライアンスになる、としている。

《森脇稔》

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