BMWの「オペレーティングシステム7.0」搭載車、車載ソフトの無線アップデートを初導入

BMWの「オペレーティングシステム7.0」搭載車の車載ソフトの無線アップデートのイメージ
BMWの「オペレーティングシステム7.0」搭載車の車載ソフトの無線アップデートのイメージ全 3 枚

BMWグループ(BMW Group)は5月27日、無線通信による車載ソフトウェアのアップデートを初めて導入すると発表した。まずは欧州で開始し、全世界に拡大展開する。

これは、新世代のインフォテイメント&デジタルコクピットの「オペレーティングシステム7.0」を搭載したすべてのBMW車が対象になる。車載ソフトウェアを、「リモート・ソフトウェア・アップグレード」を利用して、最新版に常に更新することができる。

例えば、「BMWインテリジェント・パーソナル・アシスタント」も、無線更新できる。BMWインテリジェント・パーソナル・アシスタントは、AI(人工知能)技術を活用することで、音声会話だけで車両の操作、情報へのアクセスが可能となるもの。今までの音声入力と異なり、より自然な会話に近い言葉で、ドライバーの指示や質問を理解し、適切な機能やサービスを提供する。

BMWインテリジェント・パーソナル・アシスタントの無線更新は、まずは新型『3シリーズセダン』、新型『8シリーズ』、新型『X5』などが対応する。

BMWの「オペレーティングシステム7.0」搭載車の車載ソフトの無線アップデートのイメージBMWの「オペレーティングシステム7.0」搭載車の車載ソフトの無線アップデートのイメージ

BMWの顧客は、車両の仕様に応じて、パソコンやスマートフォンを介して、または車内から、リモート・ソフトウェア・アップグレードを利用できる、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. マツダ、電動セダン『EZ-6』世界初公開、24年発売へ SUVコンセプトも…北京モーターショー2024
  2. 【ホンダ ヴェゼル 改良新型】開発責任者に聞いた、改良に求められた「バリュー」と「世界観」とは
  3. トヨタが新型BEVの『bZ3C』と『bZ3X』を世界初公開…北京モーターショー2024
  4. Sズキが電動マッサージ器を「魔改造」、25mドラッグレースに挑戦!!
  5. 見逃せない! ホイールのブレーキダスト除去術 ~Weeklyメンテナンス~
  6. <新連載>[低予算サウンドアップ術]“超基本機能”を駆使して「低音増強」を図る!
  7. 郵便局の集配車が「赤く蘇る」、KeePerが8000台を施工
  8. ホンダ『ヴェゼル』マイナーチェンジで3グレードに集約、納期改善へ…「HuNT」「PLaY」新設定で個性強調
  9. 中国製部品の急成長で2025年以降日本製の車載半導体は使われなくなる…名古屋大学 山本真義 教授[インタビュー]
  10. 多胡運輸が破産、首都高のローリー火災事故で損害賠償32億円
ランキングをもっと見る