BMW 1シリーズ 新型、Mパフォーマンスパーツを早くも設定

軽量なカーボンファイバー製の専用エアロパーツを開発

ステアリングホイールはカーボン+アルカンターラ、カーボン+レザーの2種類

大容量ブレーキシステムを設定

BMW 1シリーズ 新型のMパフォーマンスパーツ
BMW 1シリーズ 新型のMパフォーマンスパーツ全 17 枚

BMWは、新型『1シリーズ』(BMW 1 Series)の欧州発売に合わせて、「Mパフォーマンスパーツ」を設定すると発表した。

Mパフォーマンスパーツは、BMWの純正用品の新シリーズだ。BMWの子会社で『M3セダン』や『M4クーペ』などの開発・生産を手がけるBMW M社が、BMW主力車のスポーツ性能を引き上げる目的で用意したアイテム群を指す。モータースポーツ参戦から得られたノウハウが、Mパフォーマンスパーツの開発に生かされている。

すでに、『5シリーズ』、『6シリーズ』、新型『3シリーズ』やSUVなど、BMWの主力車種の多くに、Mパフォーマンスパーツが設定済み。今回、欧州で発表された新型1シリーズに、早くもMパフォーマンスパーツが設定された。

軽量なカーボンファイバー製の専用エアロパーツを開発

外観は、軽量なカーボンファイバー製の専用エアロパーツを開発した。フロントリップスポイラー、リアスポイラー、ディフューザー、サイドシルインサート、フロントのエアロフリックなどが、Mパフォーマンスのデザインだ。これらのパーツは、ハイグロスブラック仕上げとなる。ドアミラーカバーも、カーボンファイバー製パーツに交換できる。フローズンブラックの「M Performance」のロゴを、ドア部分に装着することも可能だ。フロントグリルはブラックアウトされており、縦基調とメッシュデザインが用意される。

BMW 1シリーズ 新型のMパフォーマンスパーツBMW 1シリーズ 新型のMパフォーマンスパーツホイールは18インチと19インチをラインナップした。軽量化された18インチホイールは、ジェットブラックのマット仕上げが特長だ。M Performanceの文字とMのロゴをグラフィックプリントで添える。19インチのMパフォーマンスホイールは、ダブルスポークデザインとした。

M パフォーマンスのホイールバッグもラインナップする。これは、ホイール&タイヤを保管し、輸送するための実用的なソリューションだ。ドライバーと車両を汚れから保護して、車両への積み込みも楽に行える。Mパフォーマンスによるデザインは、自宅のガレージでもレースの雰囲気を演出するという。

ステアリングホイールはカーボン+アルカンターラ、カーボン+レザーの2種類

室内には、Mパフォーマンスのステアリングホイールを設定する。12時の位置に赤いマーキング、6時の位置にM Performanceの文字加工が施されており、シルバーグレーのクロスステッチも添えられる。カーボンファイバー+アルカンターラ、カーボンファイバー+レザーの2種類がラインナップされた。8速「ステップトロニック」トランスミッション装着車には、カーボンファイバー製パドルシフトも用意する。

BMW 1シリーズ 新型のMパフォーマンスパーツBMW 1シリーズ 新型のMパフォーマンスパーツBMWドアプロジェクターは、ドアを開けた際、BMW Mのロゴや他のグラフィックを、車両の横の地面に投影させることができる。これは、安全性を高める効果もあり、夕暮れ時の視認性を引き上げる。ハイグリップのフロアマットも設定する。刺繍されたM Performanceの文字や、ステッチ、Mカラーのペナント、ライトブルーのベルベットベロアなどが特長になる。滑り止め加工が施されている。

大容量ブレーキシステムを設定

メカニズム面では、赤いキャリパーが特徴の18インチの大容量ブレーキシステムを設定した。フロントは4ピストンキャリパーと穴開きディスクを採用する。キャリパーは、軽量化のためにアルミ製とした。リアには、シングルピストンキャリパーと軽量ブレーキディスクを装備している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スズキ『ジムニー』ファン必見!限定3000個の精巧キーチェーン登場
  2. ポイ活主婦に自動車税の納付の仕方を聞く…キャンペーンで全額還元・ポイントで0円払いもできる!
  3. ジープ『コンパス』新型発表、初のEVは航続最大650kmを可能に
  4. 静かなオプカンがすごかった! トーヨータイヤ「オープンカントリー H/TII」が登場…岡本幸一郎
  5. 『ターミネーター2』のあのハーレーが最新仕様で復刻! 鏡面仕上げの“走る芸術”『ファットボーイ グレイゴースト』日本初公開
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 住友ゴム、タイヤ製造に水素活用…年間1000トンのCO2削減へ
  2. トヨタ「GRファクトリー」の意味…モータースポーツのクルマづくりを生産現場で実現【池田直渡の着眼大局】
  3. “走る巨大バッテリー”の実力! BEV+家電は悪天候でも快適に遊べる組み合わせだった
  4. 【学生向け】人とくるまのテクノロジー展 2025 学生向けブース訪問ツアーを開催…トヨタ、ホンダ、矢崎総業、マーレのブースを訪問
  5. VWと米ウーバーが提携、『ID. Buzz』の自動運転車を運行へ
ランキングをもっと見る