いすゞとカミンズ、包括的提携を締結…次世代パワートレイン共同開発へ

いすゞ自動車の公式サイト
いすゞ自動車の公式サイト全 2 枚

いすゞ自動車(Isuzu)と米国のカミンズ(Cummins)は5月31日、パワートレイン事業に関する包括的提携を締結した、と発表した。

いすゞとカミンズは2018年9月、次世代パワートレイン事業に関する提携を模索するための覚書を締結し、協議を進めてきた。

この協議の中で両社は、幅広い用途を持つ商用車や産業用パワートレインに関して、先進国市場での高負荷用途や社会インフラ制約が厳しい新興国市場において、ディーゼルエンジンへの期待が依然大きく、今後も有用なパワートレインであり続けるという認識で一致していた。

今回、両社は、パワートレイン事業に関する包括的な提携を締結した。効率的な開発やコスト競争力の強化などを目的として、最適な次世代パワートレインのコモンアーキテクチャを目指していくことで合意した。

今後は、パワートレイン事業に関する開発、調達、生産など、両社のエキスパートで構成される専任組織、両社の役員で構成されるアライアンスボードを設置し、協業を加速させる、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. いつでもビーチ気分! 夏仕様のSUV『ハバナ』が30台限定で登場、499万円から
  3. スズキ『エブリイ』が災害時は「シェルター」に、軽キャンピングカーの新たな可能性
  4. メルセデスベンツ『CLA』新型、第4世代「MBUX」にセレンスの会話型AI技術搭載
  5. 世界最強の2.0ターボ搭載車に幕、メルセデスAMG『CLA 45 S』最終モデルが登場
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る