【マン島TT】TT Zeroの予選に日本のチーム無限とチームMIRAIが出走

予選1位となったチーム無限のルッター選手(マン島TTレース2019)
予選1位となったチーム無限のルッター選手(マン島TTレース2019)全 11 枚

天候に翻弄され中止順延が続いたマン島TTレース。TT Zeroクラスは本来、現地5月29日からプラクティスの予定だったが中止が続き、6月2日に初めて走行できることになった。

2010年からマン島TTレースの新カテゴリーとして始まったゼロエミッション・マシンがレギュレーションのTT Zero。事実上の電動バイククラスであり、日本から今年もチーム無限とチームMIRAIの2チーム3台がエントリーしている。

2日のプラクティスもマウンテンエリアの霧が取れず、3度にわたり遅延となった。TT Zeroは予定から少し遅れて17時に出走開始となった。

まずスタートしたのはブルーネル大学チーム。続いてチーム無限のゼッケン1番マイケル・ルッター選手がコースイン。そのあとDuffy Motorsportの2台が出走。最後にバース大学チームが出走し、合計5台(エントリー9台)が予選を走った。

けがの影響で3年ぶりの参戦となった現役最多レーサー、チーム無限ゼッケン3番のジョン・マクギネス選手は、直前の別クラスの予選走行からギリギリのタイミングでパドックに戻ってきたが、タイムアウトで出走ができなかった。出走開始時刻と全体のロードオープン(道路閉鎖解除)の時間はアナウンスされていたものの、ゲートクローズは公式にアナウンスされていなかったため抗議したが通らず、貴重なデータが得られる走行機会を失った。

結局、完走したのはチーム無限とチームMIRAIの2台だけだった。

TT Zeroクラスの予選は、現地時間6月3日月曜日15時55分(日本時間23時55分)に追加が決まった。

TT Zeroクラス予選リザルト
順位/選手名/チーム名/ラップタイム/平均時速
1位:マイケル・ルッター チーム無限 19分19秒304 117.163マイル(187.46km)
2位:イアン・ロッカー チームMIRAI 23分44秒369 95.360マイル(152.58km)

《小林ゆき》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  2. トヨタ RAV4 新型の競合は? 価格帯別にライバルを予想する
  3. トヨタ RAV4 新型の価格は390万~630万円と予想…電動グレード体系に再編
  4. メルセデスベンツ『ウニモグ』、低床仕様登場…荷台高1200mm以下で作業効率向上
  5. “空気圧が減る理由”を徹底解説! 今日から始める賢いタイヤ管理術~Weeklyメンテナンス~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  5. アステモの軽EV用インホイールモーターやジヤトコの2モーターK12マーチなど、国内サプライヤー技術が熱い!…人とくるまのテクノロジー展2025
ランキングをもっと見る