ボルボカーズ、車両同士が通信するプロジェクトに参画…クラウドで危険を警告

ボルボカーズが車両同士で通信しクラウドで危険を警告するプロジェクトに参画
ボルボカーズが車両同士で通信しクラウドで危険を警告するプロジェクトに参画全 4 枚

ボルボカーズ(Volvo Cars)は6月3日、自動車やインフラによって生成された交通安全に関するデータを共有するパイロットプロジェクトに参画すると発表した。

ボルボカーズは、道路上の安全を改善するという意欲的な目標へ向けたさらなるステップとして、欧州全域で業界初の革新的なコネクテッドセーフティ技術を利用できるようにすることを目指している。

この技術は、車両同士が互いに通信し合い、クラウドベースのネットワークを介して付近の滑りやすい道路の状況や危険な場所に関して、リアルタイムでドライバーに警告するというものだ。

ボルボカーズは他の自動車メーカー、サービスプロバイダー、各国政府と共同で、自動車やインフラによって生成された交通安全データを共有するパイロットプロジェクトに参画する。パートナーは、クラウドベースのネットワークを介して、安全データやそのデータに基づく安全サービスを共有する。

これにより、参加している自動車メーカーはデータを利用して、道路上の潜在的な危険性をドライバーに警告することができる。サービスプロバイダーは、リアルタイム交通情報などを通じて、データを配信することができる、としている。

《森脇稔》

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