【トライアンフ ストリートトリプル RS 試乗】脳みそが置いていかれるような加速感…サトウマキ

【トライアンフ ストリートトリプル RS 試乗】 レーサー直結のストリートファイター...サトウマキ
【トライアンフ ストリートトリプル RS 試乗】 レーサー直結のストリートファイター...サトウマキ全 7 枚

カマキリ? と思わせるような昆虫のような2眼ライトの顔が特徴的な『ストリートトリプル』。

このモデルにはS/R low/RSと3つグレードが用意されており、Sをベースにそれぞれが専用にカスタマイズされています。そして、このモデルに乗っていてワクワクするのは、なんと言ってもMotoGPのMoto2クラスに供給されているのと同じ、765ccの水冷並列3気筒エンジンが搭載されているということ! まさにレーサー直結のストリートファイターということなのです。


今回試乗したのは、最上位機種のRS。脳みそが置いていかれるようなパワフルな加速感に圧倒されながらも、リニアな操作感で乗りやすい。剛性が高いながらもしなやかな足周りが、発進、停止時に加えコーナリングでも安心感を与えてくれます。

しかし、乗りやすいとはいえ、シート高が825mmとかなり高い。はい、身長157cmでは片足しか着きません。横着をして跨ったままスタンドを払おうとしたら、スタンドに足が届くわけもなく、周りにいた男子に笑われながらスタンドを払ってもらったという始末。


とはいえ、RSを選ぶ女子は、足つきを気にしないのかもしれませんね。以前、R Lowにも試乗させて頂いたことがあるのですが、こちらはLowとついているだけあって、シート高は780mm。両足のつま先がしっかりと届くので、足つきが不安な人はこちらをセレクトするのがいいでしょう。ただし、最高出力が抑えられており、足周りも違うのでRSに比べると、まったりとした乗り心地となっています。


フルカラー液晶に、5種類のライディングモード(R lowは4種、Sは2種)。乗っているときの高揚感がたまらなく刺激的な、公道でもサーキットでも楽しめそうなスポーティさが最大の魅力です。

■女性目線の5つ星評価
足着き:★
取り回し:★★★
乗りやすさ:★★★
見た目:★★★★★
オススメ度:★★

サトウマキ/フリーランスエディター&ライダー
ファッション専門誌や女性誌にて、ファッション&ジュエリー担当編集者として在籍中、三十路を過ぎた頃に二輪免許を取得。二輪専門誌の編集部に転職した後フリーランスに。現在は二輪メディアをメインにエディター&ライターとして活動中。原宿のロッシの店でアルバイトする程のMotoGPフリーク。レース、ライディングウエアの記事を得意とし、試乗記などは身長157cmの等身大の記事を心がけている。速さよりも楽しくかっこよく、がモットー。

【トライアンフ ストリートトリプル RS 試乗】 レーサー直結のストリートファイター...サトウマキ

《サトウマキ》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. トヨタ RAV4 新型、PHEVのEV航続は150km
  3. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  4. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  5. スバルマークの方が似合う? 新型ダイハツ『ムーヴ』のスバル版にSNSも注目!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  2. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  3. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
ランキングをもっと見る