【マン島TT】今年最初の決勝レース、スーパーバイクは2周で成立

出走直前にラジオの生中継でインタビューを受けるヒリア選手(マン島TTレース2019)
出走直前にラジオの生中継でインタビューを受けるヒリア選手(マン島TTレース2019)全 10 枚

公道を使うオートバイレース、マン島TTレースは2日遅れで決勝レースが始まり、スーパーバイクTTから幕を開けた。

現地6月3日月曜日は朝から晴天に恵まれ、風はやや強いものの気温14度と良好な天候。先週からの荒天で大幅にスケジュールは変更され、スーパーバイク、サイドカーレース1、ライトウエイト予選、TT Zero予選、スーパースポーツレース1の順で開催される予定となった。

第1レースのスーパーバイクのラップ数は6周から減算され4周に(1周約60km、トータル約240km)。10時45分開始の予定だったが、コース沿いで一般の交通事故が起こり、その影響で3度遅延となり11時過ぎから始まった。

昨年のスーパーバイク優勝者マイケル・ダンロップ選手(BMW)が勝つのか。昨年のシニアTTの覇者ピーター・ヒックマン選手(BMW)が制するのか。また好調なディーン・ハリソン選手(カワサキ)がそのまま優勝をさらうのか。2年ぶりにけがから復帰した現役最多勝のジョン・マクギネス選手(ノートン)はどう闘うのか。注目が集まった。

1周目にトップラップを刻んだのはハリソン選手。しかし2周目でヒックマン選手がトップに。2周を終え、トップエントラントが給油して3周目に入りしばらくたったとき、コース上の事故により赤旗中断となった。

結局、レースは2周で成立ということになり、そのままヒックマン選手が優勝ということになった。

【RSTスーパーバイクTTリザルト】
順位/ゼッケン/選手名/マシン/平均時速
1位:#10 ピーター・ヒックマン BMW 132.644マイル(
2位:#2 ディーン・ハリソン カワサキ 132.529マイル
3位:#1 コナー・カミンス ホンダ 132.042マイル

スタートリスト 60台、完走52台、13位までシルバーレプリカ(入賞)、14~36位までブロンズレプリカ(入賞)。

《小林ゆき》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. カーボンで武装した“走り”のロールスロイス、英アーバンが約9000万円で発売へ
  2. アストンマーティンの新型『ヴァンテージS』がSNSで話題に、「これで攻めたら絶対楽しい」「乗れる男になりたい」など期待の声
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. 車内すっきり! ワンタッチでCarPlayがワイヤレスに、「OTTOCAST MINI」発売
  5. 新型マツダ『CX-5』発表に「先代よりマッチョ」「今風になった」など反響! 注目はサイズとインテリア
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
ランキングをもっと見る