コンチネンタル、クラウドベースで自動的にエコ運転…10億リットル以上の燃料を節約

コンチネンタルのクラウドベースで自動的にエコ運転を行う「eHorizon」のイメージ
コンチネンタルのクラウドベースで自動的にエコ運転を行う「eHorizon」のイメージ全 1 枚

コンチネンタル(Continental)は6月6日、クラウドベースで自動的にエコ運転を行う「eHorizon」搭載車が2012年以来、10億リットル以上の燃料を節約し、およそ300万トンのCO2を削減した、と発表した。

eHorizonは、車両システムを制御するナビゲーションデータを高度に活用し、インテリジェントで安全な車両ナビゲーションを実現するもの。交通状況を事前にドライバーに知らせることで、安全、利便性、効率を高めることが狙いだ。

コンチネンタルはeHorizonを常に進化させており、クラウドソーシング機能を車載カメラに組み込む。車載カメラから取得したデータによって地図が更新され、ドライバーまたは車両に直接配信される。地図データは恒久的に更新され、予測運転の精度が向上。さらに、ドライバーは制限速度、道路工事、その他の状況に関する位置情報を受け取ることができる。

eHorizonソフトウェアは、情報のアップロードとダウンロードのためのゲートウェイとデータマネージャの両機能を併せ持つ。車内で生成されたデータと、他の車両から入手した同じ種類のデータの処理の間のインターフェイスとしての機能を果たす。

先の交通状況がまだ視界に入っていない車両であっても、クラウドデータを処理することにより、たとえば、最適なブレーキ力が得られるよう準備したり、ハンドル操作を事前準備したりできる。なるべく早い段階で車両機能を最適化できるようにするこの予測操作が、コンチネンタルのeHorizonの核心で、自動運転に欠かせない要素という。

最新のeHorizonは、ロケーションクラウドを手がけるヒア(HERE)からの正確な地形ルートデータとGPS信号情報に基づいて、前方のルートの状態に関する情報を車両のECUに配信する。その後、ECUは運転スタイルと速度を自動的に調整し、エコ運転を支援する。

2012年以来、eHorizonを搭載したトラックは、10億リットル以上のディーゼル燃料を節約し、およそ300万トンのCO2を削減した。現在、約41万台の商用車にeHorizonが搭載されている。

《森脇稔》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ブレイズ、ホンダ『N-VAN』対応キャンピングカーキット近日公開 EV版にも初対応
  2. ゴルフカート「ROYALCOACH」、仕様を変更…シートファン廃止・フットクーラー採用
  3. 三菱『デリカD:2』次期型は2028年登場? “ソリオ”から離れ、日産と共同開発も
  4. ホンダ『オデッセイ』628台にリコール…バッテリー上がり
  5. 【フィアット グランデパンダ 新型試乗】“ツカミ”はOK、乗り味は予想以上にシットリと…島崎七生人
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「事故死ゼロ」と「移動の自由」の両立へ…トヨタとホンダが「ITS世界会議」で示した次世代技術
  2. 「E2E AI」って何? 自動運転を支える技術…EdgeTech+ 2026【キーワード Vol. 4】
  3. EU「欧州製EV」優遇へ、産業加速法を審議---売れるEVと売れないEV
  4. 「フィジカルAI」って何? 似ている4つの基本用語…EdgeTech+ 2026【キーワード Vol. 1】
  5. 「Sim-to-Real」って何? AIを動かす実装技術…EdgeTech+ 2026【キーワード Vol. 3】
ランキングをもっと見る