ホンダ、N-BOXスラッシュ 4万3000台をリコール 駐車ブレーキが解除できなくなるおそれ

ホンダN-BOXスラッシュ
ホンダN-BOXスラッシュ全 2 枚

ホンダは6月20日、軽乗用車『N-BOXスラッシュ』の電動パーキングブレーキに不具合があるとして、国土交通省にリコールを届け出た。対象となるのは2014年12月8日~2018年12月14日に製造された4万3419台。

今回、電動パーキングブレーキアクチュエータ内部ギヤ潤滑用のグリス塗布量およびグリス溜まり部容積の設定が不適切であったことが判明。上り坂での走行や停車を繰り返すと、溜まり部に溜まったグリスのオイル成分がモータ内部に侵入し、モータ内の摩耗粉と混ざり、導電性のある異物が生成されることがある。そのため、そのままの状態で使用すると、異物がモータターミナルに付着し、モータ回路がショート。警告灯が点灯するとともに駐車ブレーキが作動しなくなる、または、解除できなくなるおそれがある。

改善措置として、全車両、左右電動パーキングブレーキアクチュエータを対策品と交換する。

不具合は50件発生、事故は起きていない。市場からの情報によりリコールを届け出た。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  3. 日産 リーフ 新型の価格を予想する!…ベースは400万円台前半か
  4. ホンダ『スーパーEV』世界初公開へ、小型EVで「運転の楽しさ」提案
  5. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る