トーヨータイヤとミシュランも市販用タイヤ値上げへ…物流コスト高騰

東洋ゴム ナノエナジー3 プラス(参考画像)
東洋ゴム ナノエナジー3 プラス(参考画像)全 2 枚

トーヨータイヤは、8月1日から国内市販用タイヤのメーカー出荷価格を改定し、平均3%引き上げると発表した。

対象商品はトラック・バス用、小型トラック用、乗用車・バン用、建設車両用、産業車両用で、値上げ率は夏タイヤ・冬タイヤとも約3%。また同社が展開するエンスージアスト向けブランド、ニットータイヤについても同じく3%の値上げを実施する。

また同日、日本ミシュランタイヤも国内市販用タイヤの価格引き上げを発表した。

値上げ幅は、乗用車・ライトトラック用、トラック・バス用、建設・鉱山・産業車両用が3%(夏冬とも)。二輪用はスクーター用タイヤ、パイロットストリートシリーズ、M35が4%、その他は3%。

値上げ開始時期は二輪スクーター用タイヤ、パイロットストリートシリーズ、M35が7月1日、トラック・バス用、建設・鉱山・産業車両用が8月1日、乗用車・ライトトラック用および二輪用(7月1日値上げ対象商品を除く)が9月1日。

値上げ理由は、両社とも人手不足などを背景とした物流関連費等の高騰。ブリヂストンや横浜ゴム、住友ゴムも同様の理由で8月1日から国内市販用タイヤを3%値上げすると発表しており、これで国内主要4メーカーおよびミシュランが揃って値上げとなる。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型マツダ『CX-5』発表に「先代よりマッチョ」「今風になった」など反響! 注目はサイズとインテリア
  2. スバル初の小型EVクロスオーバー『アンチャーテッド』、7月17日発表へ
  3. レクサスの新境地を開くか...『ES』に「スポーツクロス」導入の噂
  4. 何が変わる? 国交省が自動車整備の「事業規制」を見直し…知っておくべき7項目
  5. 話題の特定小型原付『ウォンキー』にマットホワイト追加! 大容量バッテリーも選択可能
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  4. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
  5. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
ランキングをもっと見る