カワサキレーシングチームは25~26日の2日間、FIM世界耐久選手権仕様のカワサキ「Ninja ZX-10RR」で「2018-2019 FIM世界耐久選手権最終戦“コカ・コーラ” 鈴鹿8時間耐久ロードレース 第42回大会」の試験・練習走行を行なった。
カワサキレーシングチームの鈴鹿8耐プロジェクトは、川崎重工のファクトリーチームとして構成され、従来より多くのスーパーバイク・プログラムのスタッフが参加する。
テストを担当したライダーはレオン・ハスラムとトプラク・ラズガトリオグル(ラズガトルオール)。高い気温でのテストとなったが、車体は冬季テスト用のグラフィックスをほどこされたゼッケン11番だった。
ハスラムはレース時期の高温に備えて、ワンセットのタイヤでロングランできたことを評価した。チームメイトと比べて鈴鹿の経験の少ないラズガトリオグルにとっては有意義なテストとなったが、マシンにはまだ改善の余地があるとの評価だ。
カワサキNinja ZX-10RRで鈴鹿8耐練習走行(6月25~26日)チームもうひとりのライダーはジョナサン・レイ。鈴鹿8耐決勝は7月28日の予定だ。