三菱自動車、2018年度リサイクル収支黒字分から2億円を関連財団へ拠出

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三菱自動車は6月28日、自動車リサイクル法に基づき、2018年度(2018年4月~2019年3月)における自動車シュレッダーダスト(ASR)、エアバッグ類、フロン類の特定3品目の再資源化等の実施状況を公表した。

2018年度の実績は、ASRの引取り量は23万2248台、3万4346トンで、このうち3万3583トンを再資源化。再資源率は97.8%となり、法定基準値70%を達成した。エアバッグ類は、17万0129台(56万5711個)を引取り、再資源化率は94.2%で、法定基準値85%を達成。フロン類の引取りは20万8033台、4万8836kgとなり、適正に処理した。

再資源化などに要した費用総額は18億4660万円。資金管理法人から払い渡しを受けた預託金総額は22億1835万円となり、全体収支は3億7175万円の黒字。このうち2億円を自動車リサイクル高度化財団へ拠出している。

三菱自動車では、今後の新型車についても再資源化処理コストの低減を継続し、リサイクル料金負担の低減を図っていく。

《纐纈敏也@DAYS》

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