マツダ、自動車用次世代液体燃料シンポジウムに参加へ バイオ燃料実用化に向けた活動報告

自動車用次世代液体燃料シンポジウム2019
自動車用次世代液体燃料シンポジウム2019全 1 枚

マツダは、8月27日に広島国際会議場で開催される「自動車用次世代液体燃料シンポジウム2019」に参加し、バイオマス由来の液体燃料実用化に向けた活動の進捗について報告を行う。

マツダは2015年、広島地域の自動車産業活性化を目的とした「ひろしま自動車産学官連携推進会議(ひろ自連)」に、ひろしま産業振興機構、広島大学、中国経済産業局、広島県、広島市とともに、常任団体として参画。今回のシンポジウム参加は、ひろ自連のエネルギー専門部会活動および内燃機関専門部会活動の一環として行うものだ。

シンポジウムでは、CO2削減に向けた日本政府の取り組みに加え、将来の自動車用エネルギーのひとつとして注目されている、バイオマスを由来とするカーボンニュートラルな液体燃料の持つ可能性とその実用化に向けた挑戦について、産官学それぞれの領域の専門家が解説を行う。

マツダは、2017年8月に発表した技術開発長期ビジョン「サステイナブル“Zoom-Zoom"宣言2030」にて、豊かで美しい地球と永続的に共存できる未来を築くことを掲げた。その実現には、実用環境下でのCO2削減と、各地域における自動車のパワーソースの適性やエネルギー事情、電力の発電構成などを踏まえて、内燃機関や電動化技術を適材適所で展開するマルチソリューションが最適と考えている。シンポジウムでは「Well-to-Wheel(燃料採掘から車両走行まで)」でのゼロCO2に向けた、ひろ自連のエネルギー専門部会や内燃機関専門部会の取り組みと自動車用液体燃料や内燃機関の将来像についての報告を行う。

なおシンポジウムへの一般参加は無料。定員は300名で8月23日まで先着順で申し込みを受け付けている。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 【スバル レヴォーグレイバック 新型試乗】「アウトバック」以来、30年にわたる挑戦の成果…諸星陽一
  2. 日産『エルグランド』一部仕様変更、安全装備を強化
  3. 東京E-Prix 市街地コースは臨海都心に準備…フォーミュラE[写真32枚]
  4. メルセデスベンツ、新型パワートレイン搭載の「GLA180」発売…高性能モデルAMG「GLA45S」も追加
  5. シトロエンが新型SUVクーペ『バサルト・ビジョン』を発表 南米で2024年内に発売へ
  6. ルノー『キャプチャー』新型、4月4日デビューへ
  7. オールラウンドに使えるスポーツタイヤ「SPORTMAX Q5A」が登場!モータースポーツに超本気なダンロップに注目…東京モーターサイクルショー2024PR
  8. ドライブ中の突然の曇り問題にサヨナラ! DIYでウインドウ曇り防止 ~Weeklyメンテナンス~
  9. アウディ最大のSUV計画は生きていた! ベース価格で1500万円オーバー? 2026年までに登場か
  10. ホンダ『フリード』次期型予想に注目! ボディ拡大? デザインは?…土曜ニュースランキング
ランキングをもっと見る