平均改定率は1.851-1.852%…大手私鉄も消費税10%化に伴なう運賃改定を申請 10月1日実施へ

京阪では京阪線と大津線の鉄道線部分のみの運賃改定が、今回、申請されている。
京阪では京阪線と大津線の鉄道線部分のみの運賃改定が、今回、申請されている。全 1 枚

大手私鉄16社は7月2日、同日付けで国土交通大臣に対して消費税引上げに伴なう運賃(普通旅客、定期旅客)の変更認可申請を行なったと発表した。

6月21日に開催された臨時閣議で決定された「経済財政運営と改革の基本方針」(いわゆる「骨太の方針」)に、消費税率を10月に10%へ引き上げることが明記されたことを受けた措置。各社とも10月1日の改定を予定している。

各社の普通・定期を合わせた平均改定率は「110/108」相当となる1.851~1.852%だが、近畿日本鉄道(近鉄)は鋼索線(生駒ケーブル、西信貴ケーブル)のみ1.304%。京阪電気鉄道(京阪)の鋼索線(男山ケーブル、10月1日から石清水八幡宮参道ケーブル)は今回申請されていない。また、相模鉄道(相鉄)では相鉄・JR直通線の加算運賃を含めた場合1.839%となる。

なお、特急料金や座席指定料金などの料金や普通・定期旅客運賃以外の運賃(加算運賃など)については、今回の運賃改定が認可された後に届け出るとしている。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 三輪EV『coffret』、ヤマダデンキ横浜本店で販売開始…試乗も可能
  2. 日産『ノートオーラ』など5車種783台をリコール…土曜ニュースランキング
  3. 三菱の新型SUV『デスティネーター』、最高の安全性評価…ASEAN NCAP
  4. サイドミラーの死角を減らせる補助ミラーは、アナログとデジタル、どっちが買い?[特選カーアクセサリー名鑑]
  5. 「3つの味」が選べる新型トヨタ『RAV4』日本仕様が一般公開! 2025年度内発売へ…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る