日産米国販売8.2%減の71万台、エクストレイル 兄弟車が最量販車に 2019年上半期

日産ローグ
日産ローグ全 7 枚

日産自動車(Nissan)の米国法人、北米日産は7月2日、2019年上半期(1~6月)の米国新車販売の結果を発表した。総販売台数は71万7036台。前年同期比は8.2%減と、2年連続で前年実績を下回った。

全販売台数71万7036台のうち、乗用車は前年同期比10.2%減の31万0047台と減少傾向にある。SUVなどのライトトラックも、前年同期比6.6%減の40万6989台とマイナスに転じた。

日産ブランドの上半期実績は、65万3978台。前年同期比は7.7%減と、2年連続のマイナスとなった。乗用車系では、主力車種の『アルティマ』が10万8777台で、前年同期比は12.1%減と、2桁の落ち込み。『セントラ』は10万9899台を販売。前年同期比は5%減と後退した。『ヴァーサ』は4万8700台を売り上げ、前年同期比は6.6%増と回復した。最上級セダンの『マキシマ』は、前年同期比30.2%減の1万6795台と減少傾向にある。

ライトトラック(SUV/ピックアップトラック/ミニバン)系では、小型SUVの『ローグ』(『エクストレイル』兄弟車)が17万5267台を販売し、最量販車の地位を維持した。ただし、前年同期比は18.6%減と、マイナスに転じた。中型SUVの『パスファインダー』は、7.7%増の3万6312台と回復。フルサイズピックアップトラックの『タイタン』は、22.6%減の1万8026台と、2年連続のマイナスとなった。

日産自動車の2018年の米国新車販売は、149万3877台。前年比は6.2%減とマイナスに転じている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
  3. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  4. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  5. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る