【アウディ Q8】日本法人社長「Qモデルシリーズの新たなフラッグシップ」

アウディ Q8 発表会
アウディ Q8 発表会全 8 枚

アウディジャパンは新型SUV『Q8』を9月3日に発売すると発表した。価格は992万-1102万円。アウディジャパンのフィリップ・ノアック社長は7月3日に都内で開いた発表会で「よりスポーティーでスタイリッシュなSUVを求める新しい市場に対するアウディの応えだ」と述べた。

ノアック社長は「ただスポーティーで力強いだけでなく、エレガントそしてスタイリッシュなモデルに仕上がった。Q8はQモデルシリーズの新たなフラッグシップ」とQ8を紹介。

その上で「Q8はアウディが市場で最も先進的なブランドのひとつであることの証であり、そしてもちろん新しいお客様をアウディに引き寄せてくれると確信している」と期待を寄せた。

Q8の特徴であるクーペスタイルのデザインに関してノアック社長は「シングルフレームグリルは8角形に進化した。そしてフロントグリルとの一体感が高まり、力強さと個性を表現している。Q8の全高はQ7よりも30mm低くなっている。そしてルーフはリアに向かって流れるようなラインを描き、クーペのようなフォルムを生み出している。アウディの製品ラインアップの中で最も存在感があり、魅力的な一台だ」とした。

その一方で「Q8は最良のサルーンのようにスムーズで自然で快適であり、しかもスポーティーなクーペのような走行性能も備えている」とも指摘。

具体的には「パワフルな3リットルTFSIエンジン、そして8速オートマチックトランスミッション、もちろんフルタイム4WDを組み合わせている。様々な条件のもとでも安心でダイナミックな運転を可能にしている。日本にとってはとても大事な特徴だと考えている。そして4輪操舵システムを採用したサスペンションは快適な乗り心地と街中でも容易な取り回しを実現している」と解説した。

また日本に導入されるQ8には48Vのマイルドハイブリッドシステムも搭載しており、「時速22km以下の速度でエンジンを停止させるとともに、高速道路では最大40秒間、エンジンを停止させることで燃料を節約することができる」とのことだ。

さらにノアック社長は「Q8は大型SUVならではの広いスペースと実用性を備えている」とし、「5人が快適に乗車可能で、またリアシートを折りたたむとラゲッジスペースは1700リットル以上に拡大することができる」と話していた。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ジクサー250 試乗】250ccでダントツにリーズナブル! この手軽さと奥深さはスズキ随一の仕上がりだ…伊丹孝裕
  2. 「最初からこれが欲しかった」レクサスの特別な『LBX MORIZO RR』限定発売に、SNSで反響
  3. 車内が即ネット空間に! 新型USB型Wi-Fiルーターがドライブを変える[特選カーアクセサリー名鑑]
  4. ポルシェ、新型『911カップ』発表…520馬力にパワーアップ
  5. 狭い道! 制限1.9mだが何かがおかしい…東京都小金井市
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る