マツダ 福原常務「『ロードスター』だけは残す」…国内車名を海外名と統一

マツダ・ロードスター
マツダ・ロードスター全 4 枚

マツダの国内営業部門を担当する福原和幸常務執行役員は、このほどメディア向けに事業説明会を開き、『アテンザ』など国内向けの車名を変更し、『MAZDA6』や『CX-5』など、海外で使用している英数字を組み合わせた名称に統一すると明らかにした。

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マツダは5月に全面改良して発売した『アクセラ』を『MAZDA3』(マツダ3)に変更したのに続き、7月4日には改良して受注を始めた『アテンザ』を『MAZDA6』(マツダ6)にすると発表した。福原常務は、近日中に改良モデルを発売するコンパクトカーの『デミオ』についても『MAZDA2』(マツダ2)に改称すると表明した。

一方でスポーツカーの『ロードスター』については、「国内のみの愛称であり、ある意味財産なので残していく」と、例外扱いにする方針を示した。ロードスターを冠したファンクラブなどもあり、車名に愛着をもつオーナーたちの意向にも配慮した。この例外を除けば、セダン系の「MAZDA」シリーズとクロスオーバー系の「CX」シリーズに統一される。英数字の車名を基本とするのは、日本の自動車メーカーでは初めてとなる。

マツダがこうしたネーミングによる営業戦略を打ち出したのは、企業名と一体とすることでブランドをより鮮明にし、強化していく狙いからだ。福原常務は「お客様にMAZDAで選ばれ続けたいというのが、われわれの想い」と話す。

マツダは、2012年発売の新モデルから本格展開を始めた独自技術群である「SKYACTIV」や「魂動デザイン」によって国内でもブランド力を着実に高めてきた。同社が継続的に実施している「マツダブランドへの好意度」調査では、回答者のうち好意をもつ人の比率が13年までは35%前後にとどまっていたが、14年からは40%台で推移しているという。

同社にとって19年度は、24年度までの6か年の中期経営方針のスタート年であるとともに、創立100周年(20年1月)を迎える節目となる。新型マツダ3など新世代商品群の投入を機に、国内向けの車名を刷新し、ブランド力の一層の強化につなげていく構えだ。

《池原照雄》

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