MINI ハッチバック に頂点、『JCW GP』新型開発中…プロトタイプをグッドウッド2019で展示へ

最大出力は300hp以上

大型ルーフスポイラーなどを専用デザイン

2020年に世界限定3000台を発売

MINI ジョンクーパーワークス GP 新型のプロトタイプ
MINI ジョンクーパーワークス GP 新型のプロトタイプ全 11 枚

MINIは7月2日、英国で7月4日(日本時間7月4日夜)に開幕する「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード2019」において、新型『MINIジョンクーパーワークス(JCW)GP』(MINI John Cooper Works GP)の開発プロトタイプ車両を初公開すると発表した。

画像:新型MINIジョンクーパーワークスGPのプロトタイプ

新型MINIジョンクーパーワークスGPは2017年9月、ドイツで開催されたフランクフルトモーターショー2017で初公開された『MINIジョンクーパーワークスGPコンセプト』の市販バージョンになる。

オリジナルの『Miniクーパー』は、1964年、1965年、1967年の3回、モンテカルロラリーで総合優勝を成し遂げた。ジョンクーパーワークスGPコンセプトは、およそ50年前のモンテカルロラリーでの伝説的な勝利にインスパイアされたデザインスタディモデルだった。

ベース車両はMINIの「ハッチバック」だ。前後の大型バンパー、サイドスカート、大型ルーフスポイラーが迫力のフォルムを作り出す。素材にはカーボンファイバーを使用し、重量増を最低限に抑えた。ロールケージが装着されたインテリアは、最新のコネクティビティを導入する。デジタルインストルメントクラスターとヘッドアップディスプレイが、状況に応じて適切な情報をドライバーに届ける。MINIならではの丸型デザインのセンター大型ディスプレイは、タッチパネル方式で、各部のデジタル調整を可能にしていた。

最大出力は300hp以上

新型MINIジョンクーパーワークスGPのパワートレインには、MINIの「ツインターボパワー」技術を導入する。排気量は公表されていないが、直列4気筒ガソリンターボエンジンは、最大出力300hp以上を引き出す。これにより、歴代MINIの市販モデルで、最強かつ最速のパフォーマンスを発揮するという。

2012年に発表された先代MINIジョンクーパーワークスGPには、直噴1.6リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンに、専用チューニングを施して搭載していた。最大出力は218hp、最大トルクは26.5kgmで、0~100km/h加速は6.3秒、最高速は242km/hを備えていた。新型は、先代モデルに対して、およそ4割のパワーアップを果たすことになる。

大型ルーフスポイラーなどを専用デザイン

新型MINIジョンクーパーワークスGPでは、専用デザインのエクステリアを採用する。フロントバンパーのエアインテークは大型化され、大径タイヤ&ホイールを装着した。前後バンパーは、エアロダイナミクス性能を追求したデザインとなり、大型ルーフスポイラーも装備されている。

また、新型MINIジョンクーパーワークスGPには、モータースポーツから得られたノウハウを導入する。軽量化や専用のサスペンションチューニングにより、コンパクトカーセグメントに新しいベンチマークを打ち立てるという。

2020年に世界限定3000台を発売

新型MINIジョンクーパーワークスGPは、ドイツ・ニュルブルクリンク北コースなどで、開発テストを実施している。ニュルブルクリンク北コースでの開発テストはまだ続いているが、現時点でのラップタイムは8分を切るパフォーマンスを備えている。先代モデルの8分23秒に対して、ほぼ30秒短縮するラップタイムを計測している。

新型MINIジョンクーパーワークスGPは2020年、世界限定3000台を発売する予定だ。グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード2019では、名物のヒルクライムにも出走する、としている。

《森脇稔》

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