箱根・十国峠のケーブルカーで逆走トラブル…進行方向の切換えを失念 7月2日発生

進行方向と逆に走り出したトラブルが発生した箱根十国峠ケーブルカー。
進行方向と逆に走り出したトラブルが発生した箱根十国峠ケーブルカー。全 2 枚

静岡県の伊豆箱根鉄道は7月3日、十国(じっこく)鋼索線(箱根十国峠ケーブルカー)で逆送トラブルが発生したことを明らかにした。

【画像全2枚】

箱根十国峠ケーブルカーは、静岡県函南町内の十国登り口駅と十国峠駅を3分で結ぶ0.316kmの鋼索線で、高低差は101mある。

今回のトラブルは7月2日14時50分頃に発生。運転士が進行方向のスイッチを切り換えることを忘れたまま発車し、20cmほど逆向きに走り出した。そのことに気がついた車掌が非常停止させたという。乗客に怪我はなかった。

このトラブルを受けて伊豆箱根鉄道では「当該運転士ならびに全従業員の再教育を行うとともに、ケーブルカーの全職員に対して事象を周知し、基本動作の励行を徹底します」としている。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『GT-R』をオリジナルアルミボディでカスタム、「R356」がふるさと納税の返礼品に…三重県明和町
  2. ついに巨大グリルがなくなる!? ガソリンエンジン搭載BMW『M3』次期型、ノイエクラッセ採用で2027年登場
  3. ランクル最小モデル登場!トヨタ『ランドクルーザーFJ』世界初公開、日本発売は2026年央頃に
  4. どうやって駅構内に運んだ?『クロスビー』改良新型のJR浜松駅搬入の裏側をスズキが公開
  5. 新型センチュリーは2ドアに、レクサス『LS』は6輪ミニバンに大変身…土曜ニュースランキング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る