箱根・十国峠のケーブルカーで逆走トラブル…進行方向の切換えを失念 7月2日発生

進行方向と逆に走り出したトラブルが発生した箱根十国峠ケーブルカー。
進行方向と逆に走り出したトラブルが発生した箱根十国峠ケーブルカー。全 2 枚

静岡県の伊豆箱根鉄道は7月3日、十国(じっこく)鋼索線(箱根十国峠ケーブルカー)で逆送トラブルが発生したことを明らかにした。

箱根十国峠ケーブルカーは、静岡県函南町内の十国登り口駅と十国峠駅を3分で結ぶ0.316kmの鋼索線で、高低差は101mある。

今回のトラブルは7月2日14時50分頃に発生。運転士が進行方向のスイッチを切り換えることを忘れたまま発車し、20cmほど逆向きに走り出した。そのことに気がついた車掌が非常停止させたという。乗客に怪我はなかった。

このトラブルを受けて伊豆箱根鉄道では「当該運転士ならびに全従業員の再教育を行うとともに、ケーブルカーの全職員に対して事象を周知し、基本動作の励行を徹底します」としている。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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