キャデラックの新型SUV『XT6』、日本発売は2020年…米国では受注開始、5万3690ドル

キャデラックの最上級クロスオーバー車

先進運転支援システムは11種類

最新のコネクトを採用

キャデラック XT6
キャデラック XT6全 24 枚

キャデラックは、新型SUVの『XT6』(Cadillac XT6)の米国受注を開始した。米国ベース価格は、5万3690ドル(約580万円)と発表されている。日本での発売は2020年の予定だ。

画像:キャデラック XT6

キャデラックの最上級クロスオーバー車

XT6は、日本市場にも導入されている『XT5』(日本名:『XT5クロスオーバー』)の上に位置するキャデラックの最上級クロスオーバー車となる。生産はGMの米国テネシー州スプリングヒル工場で行う。

XT6のデザインには、最新のキャデラックのデザイン言語が反映されている。ユーザーの嗜好に合わせて、ラグジュアリー志向の「プレミアムラグジュアリー」、スポーツ志向の「スポーツ」の2種類のトリムが用意された。スリムなヘッドライトには、最新のLEDテクノロジーを導入する。スポーツは、「Vシリーズ」と共通イメージのブラックグリルを装備した。テールランプはクリアレンズとなり、21インチホイールを選択することもできる。

インテリアは、プレミアムラグジュアリーがウッドトリム、スポーツがカーボンファイバートリムとして、キャラクターの違いを表現する。室内は3列シートを備えており、広い室内スペースが追求される。3列目シートには、リモート折りたたみ機能を採用した。2列目シートのチップ/ピッチ&スライド機能によって、3列目シートへのアクセス性を高めている。

先進運転支援システムは11種類

XT6には、最新の先進運転支援システム(ADAS)を搭載する。標準装備されるのが、リモートウォッシュ付きHDリアビジョンカメラ、前方衝突アラート、車間距離インジケーター、自動緊急ブレーキ、フロント歩行者用ブレーキ、フロント&リアパークアシスト、サイドブラインドゾーン警告機能付き車線変更アラート、リアクロストラフィックアラート、車線逸脱警告付きレーンキープアシスト、セーフティアラートシート、スピードリミッターの11種類だ。

オプションで、アダプティブクルーズコントロール、ブレーキ付き自動パーキングアシスト、リア歩行者アラート、HDサラウンドビジョン、サラウンドビジョンレコーダー、ヘッドアップディスプレイなどが設定される

最新のコネクトを採用

XT6には、キャデラックのコネクティビティ、「キャデラック・ユーザー・エクスペリエンス」の最新版を採用する。そのひとつが、新開発のロータリーコントローラーだ。これは、キャデラックにとって初の装備で、HD 8インチのカラータッチスクリーンディスプレイにより、各種操作が行える。ジョイスティックのようにユーザーがノブを傾けることにより、タッチスクリーンディスプレイのメニューを簡単に変更できる。近距離無線通信(NFC)によって、ワンタッチでスマートフォンをペアリングすることも可能だ。

またXT6では、クラウドに保存されているユーザープロファイルにより、他のGM車のカスタムプロファイルにアクセスすることができる。アドレス入力でナビゲーションシステムの機能を更新することも可能だ。衛星ラジオの「SiriusXM 360L」に対応。車内を4G LTEのWi-Fiホットスポットにすることもできる。Appleの「CarPlay」とグーグルの「Android Auto」にも対応させた。次世代の15ワットワイヤレス充電も導入する。3列シートに2個ずつ、合計6個のUSBポートを備える。

発売当初のパワートレインは、3.6リットルV型6気筒ガソリン自然吸気エンジンのみで、最大出力310hpを発生する。トランスミッションは、新世代のエレクトロニックプレシジョンシフトを搭載した9速ATを組み合わせる。クルージング時などの低負荷時に、6気筒のうち2気筒を休止する「アクティブ・フューエル・マネジメント」を採用して、燃費性能を追求する。

AWDはプレミアムラグジュアリーにオプション、スポーツに標準となる。スポーツは、アクティブヨーコントロールによって、ドライビングエクスペリエンスを向上させる「スポーツコントロールアクティブツインクラッチAWD」が特長になる。

《森脇稔》

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