スペインの自動車ブランドであるセアトのコンパクトハッチバック『レオン』次期型プロトタイプを、カメラが捉えた。またそのコックピットの撮影に初めて成功した。
これまでで最もカモフラージュが薄い状態で捉えた最新プロトタイプは、薄くシャープにつり上がるヘッドライト、六角形のワイドなメッシュグリルが装着され、3分割されていたエアインテークは左右がつながったデザインとなっている。テールライトにも偽装が残るものの、スポーティな三角ライトが確認できる。
キャビン内のデザインは、ジュネーブモーターショーで公開されたクプラ(セアトの高性能車ブランド)『Formentorコンセプト』に倣ったものとなりそうだ。センターレジスター上部にタブレット型タッチスクリーン・ディスプレイを装備。インフォテインメントシステムが刷新されているほか、新型ポルシェ『911』風のコンパクトなギアシフターも見てとれる。
プラットフォームには親会社であるフォルクスワーゲンの新型『ゴルフ』と共有する「MQB」を採用、ボディは拡大されるだろう。パワートレインは、新開発の1リットル直列3気筒エンジンや、1.5リットルガソリンエンジンや1.6リットルディーゼルエンジン、そして2.0リットル直列4気筒の48Vマイルドハイブリッドモデルやプラグインハイブリッドなど電動化も強化されるという。
セアト レオン 次期型プロトタイプ(スクープ写真)ワールドプレミアは、最速で9月のフランクフルトモーターショーあたりか。3ドアは廃止、5ドアとワゴンのみの設定となることが予想されている。
セアト レオン 次期型プロトタイプ(スクープ写真)