VW パサート 改良新型、最新デジタルコクピット採用…欧州発売へ

フォルクスワーゲン・パサート改良新型
フォルクスワーゲン・パサート改良新型全 6 枚

フォルクスワーゲンは7月9日、改良新型『パサート』(Volkswagen Passat)に最新のコネクティビティを搭載し、欧州市場で発売すると発表した。

改良新型パサートの最新の車載コネクティビティは、「MIB」と呼ばれる「モジュラー・インフォテインメント・マトリックス」の第3世代バージョンだ。スマートフォンアプリと連携するためのインターフェースには、フォルクスワーゲンとして初めて、Apple「CarPlay」によるiPhoneアプリのワイヤレス統合が可能になった。

この第3世代のMIBはデジタルコックピットとなっており、従来の「アクティブ・インフォ・ディスプレイ」に対して、機能が強化されている。ハイコントラストのグラフィックディスプレイは、鮮明かつ高品質を追求。新デザインのマルチファンクションステアリングホイールのボタン操作で、3種類のディスプレイ構成をカスタマイズできる。

新開発のインフォテインメントシステムには、SIMカードを標準で付属し、インターネットへの常時接続を実現する。また、リアルタイムの交通情報を、ナビゲーションに反映させた。新しいミュージックストリーミングサービス、インターネットラジオ、最新の音声認識システムも導入。スマートフォンを車両の「モバイルキー」として使用することもできる。

また改良新型は、「We Deliver」や「We Park」などの新しいモビリティサービスに対応する。デジタルログブックや燃費モニタリングなどの機能も利用できる、としている。

《森脇稔》

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