日産 GT-R に50周年記念車、12万2040ドルから…米国発売へ

日産 GT-R の2020年モデルの50thアニバーサリー
日産 GT-R の2020年モデルの50thアニバーサリー全 18 枚

日産自動車の米国部門は、『GT-R』(Nissan GT-R)の2020年モデルに「50thアニバーサリーエディション」を設定し、7月25日に発売すると発表した。現地ベース価格は、12万2040ドル(約1320万円)と公表されている。

画像:日産 GT-R 50thアニバーサリーエディション

日産GT-Rの原点が、1969年に発売された『スカイライン2000GT-R』(PGC10型)だ。今年は、その登場から50周年にあたる。これを記念する特別モデルが、『GT-R 50thアニバーサリーエディション』になる。

R34型スカイラインGT-Rの「ベイサイドブルー」設定

GT-R 50thアニバーサリーエディションでは、ボディカラーに、R34型『スカイラインGT-R』に用意されていた「ベイサイドブルー」を設定した。4コートで2重の熱処理を行う塗装工程により、際立ったハイライトと深いシェードで、鮮やかなブルーを表現しているという。

さらに、ボンネットやルーフ、トランクには、白いレーシングストライプを追加した。これは、国内ツーリングカーレースで無敵の強さを誇った初代スカイラインGT-Rへのオマージュだ。ホイールのスポーク部分には、ボディカラーに合わせて、ブルーのアクセントが添えられる。車体のリアには、50thアニバーサリーエディションの専用エンブレムが配された。

GT-R 50thアニバーサリーエディションには、ベイサイドブルー以外のボディカラーとして、パールホワイトとスーパーシルバーも設定する。ストライプの色は、パールホワイトが赤、スーパーシルバーが白となる。

インテリアは、特別なグレーのカラースキームを採用した。これは、夕暮れ時の夜空の雰囲気をイメージしているという。また、専用のステアリングホイールとシフトノブトリム、専用エンボス加工シートを装備した。サンバイザーやルーフライナーはアルカンターラ仕上げとし、ルーフライナーには専用のステッチが施される。

2020年モデルのGT-Rでは、インテリアにも改良が施された。ダッシュボードは、シングルピースのナッパレザーで覆い、質感を引き上げる。ダッシュボード中央には、8インチの静電容量式タッチパネルモニターが装備され、ナビゲーションとオーディオなどを操作する。

また、2020年モデルには、「NissanConnect」を採用する。スマートフォンのアプリを使って、ドアを遠隔操作でロック&アンロックしたり、アラームを作動させたり、緊急サービスを呼び出したり、車の位置を追跡したりできる。

新開発ターボでレスポンスを向上

50thアニバーサリーエディションを含めて、2020年モデルのGT-Rでは、3.8リットルV型6気筒ガソリンツインターボエンジンに改良を行った。新開発のターボチャージャーを採用し、低回転域におけるレスポンスの向上や5%の効率向上を実現しているという。

レーシングテクノロジーを注入したエキゾーストマニホールドも新採用した。ターボフランジの取り付け位置が最適化され、エキゾーストマニホールドのメンテナンスや調整が容易になったという。新開発のチタン製マフラーも装着されており、先端部分はブルーで仕上げられている。

3.8リットルV型6気筒ガソリンツインターボエンジンは、米国仕様の場合、最大出力565hp、最大トルク646kgm/3300~5800rpmを発生する。最大トルクは3300~5800rpmの領域で引き出される。

最高速300km/hの領域での直進安定性を追求

電子制御サスペンションは、再チューニングを受けた。コーナリングでの安定性の向上と、より滑らかな乗り心地を追求する。ステアリング系統の改良により、正確性が引き上げられており、最高速300km/hの領域での直進安定性も追求しているという。新しいブレーキブースターも搭載されており、より少ないペダルストロークで、初期のブレーキ応答性を高めている。

《森脇稔》

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