【メルセデスベンツ EQC】疑似走行音発生システム搭載

メルセデスベンツ EQCの新開発の疑似走行音発生システム
メルセデスベンツ EQCの新開発の疑似走行音発生システム全 6 枚
メルセデスベンツは7月15日、ブランド初の市販EVの『EQC』(Mercedes-Benz EQC)に、新開発の疑似走行音発生システムを搭載した、と発表した。日本仕様には「アコースティックアンビエントプロテクション」という名称で標準装備となってイル。

このシステムは、ドイツ・ジンデルフィンゲンのメルセデスベンツの技術センターが開発したもの。音の専門家が技術センターの音響テスト施設において、電動車両向けの疑似走行音発生システムの開発に取り組んだ。歩行者や自転車に、電動車両の接近を知らせるのが目的だ。

メルセデスベンツの疑似走行音発生システムは、「AVAS」(アコースティック・ビークル・アラーティング・システム)と呼ばれる。音響テスト施設では、特別なマイクを使用し、シミュレーション、測定、評価、改善を繰り返した。

日本仕様EQCでは車速30km/h以下で作動し、ドライバーの操作でOFFにすることもできる。メルセデスベンツのAVASは、欧州、日本、中国、米国で、仕様が異なる。例えば欧州では、疑似走行音は20km/hまで作動させることが求められる。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  2. 【プジョー 3008 新型試乗】全身鋼のような硬さに満ち溢れる。これが新時代のプジョーか…中村孝仁
  3. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
  4. メルセデスベンツ『Cクラス』次期型を予告、光る大型グリル採用…初のEVも設定へ
  5. ルノー日産三菱、仏ドゥエー工場でEV共同プロジェクト推進…次期『エクリプス クロス』開発・生産へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る