ルノー メガーヌ R.S. 新型に頂点、「トロフィーR」…5万5000ユーロから

後席廃止などで最大130kg軽量化

ダウンフォースは2倍に

1.8リットル直4ターボは300hp

ルノー・メガーヌ R.S.トロフィーR 新型
ルノー・メガーヌ R.S.トロフィーR 新型全 15 枚

ルノーは7月24日、新型『メガーヌR.S.トロフィーR』(Renault Megane R.S.Trophy R)のフランス本国ベース価格を、5万5000ユーロ(約660万円)と発表した。世界限定500台を、2019年内に発売する予定だ。

画像:ルノー・メガーヌ R.S.トロフィーR 新型

後席廃止などで最大130kg軽量化

新型メガーヌR.S.トロフィーRは、新型『メガーヌR.S.』の高性能モデル、新型『メガーヌR.S.トロフィー』をベースに、さらなる軽量化を図るなど、よりサーキット志向を鮮明にした新グレードだ。

新型メガーヌR.S.トロフィーRは、ルノースポールが開発を担当した。アクラポヴィッチ、ブレンボ、ブリヂストン、オーリンズ、サベルトなどのパートナーと協力して、開発が行われた。アクラポヴィッチは排気システム、ブレンボはブレーキ、ブリヂストンはタイヤ、オーリンズはサスペンション、サベルトはシートの開発を手がけた。ベース車両に対して、後席を廃止するなど、最大130kgの軽量化を実施した。エアロダイナミクス性能とシャシー性能の引き上げも図られている。ルノー・メガーヌ R.S.トロフィーR 新型ルノー・メガーヌ R.S.トロフィーR 新型

ダウンフォースは2倍に

外観は、フロントバンパーのエアロブレードが、赤で仕上げられており、カーボンファイバー製のリアディフューザーには、F1タイプの湾曲したブレードを装備する。フロントバンパーとフロア下の新設計のフェアリングは、リアディフューザーへの空気の流れを最適化。さらに、アクラポヴィッチのチタン製エキゾーストは、ディフューザーと一体デザインのテールパイプを備えており、空気の流れの乱れを最小限に抑える。これらの変更により、ベース車両に対して2倍のダウンフォースを獲得している。

オーリンズと共同開発したデュアルフローダンパーを装備する。フロントとリアの両方で調整が可能となっており、車高は最大16mmダウンできる。後席は取り外され、ボディシェルのねじり剛性を向上させるストラットブレースを追加している。

4輪操舵システムの「4コントロール」によって、コーナリング性能を追求しており、狙った走行ラインを正確にトレースし、的確なステアリングと安定したロードホールディングを可能にするという。タイトコーナーでは俊敏さ、高速コーナーでは確かな安定性を発揮する。

さらに、ラリーのテクノロジーの「4HCC」がタイヤの路面への接地性を高め、高いレベルのロードホールディングを実現する。路面突起や高速走行時の目地段差など、上下動に起因する走行中の衝撃も軽減しており、あらゆる路面状況で乗り心地を維持しながら、高水準のコーナリングを追求している。

タイヤはブリヂストンと共同開発された「ポテンザS007」で、タイヤサイズは245/35R19だ。ブレンボ製のブレーキキャリパーを標準装備する。ローター径はフロント355mm、リアが290mm。オプションでカーボンセラミックが選択でき、フロントのローター径は390mmに拡大する。ルノー・メガーヌ R.S.トロフィーR 新型ルノー・メガーヌ R.S.トロフィーR 新型

1.8リットル直4ターボは300hp

新型メガーヌR.S.トロフィーRでは、新型メガーヌR.S.の直噴1.8リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンをベースに、ターボチャージャーや排気系を中心にしたチューニングを行う。中でも、ターボチャージャーはセラミックボールベアリングコーティング技術を採用して、レスポンスの短縮を図った。

この結果、新型メガーヌR.S.トロフィーRでは、最大出力300hp/6000rpm、最大トルク40.8kgm/3200rpmを獲得した。ベース車両に対して、パワーは20hp、トルクは1kgm引き上げられている。トランスミッションは6速MT。0~100km/h加速5.4秒、最高速262km/hの性能を備えている。

「NACA」と呼ばれるインテーク付きの新開発ボンネットを採用した。エンジンの下にある通気ダクトと組み合わせることで、空気の流れを7%改善する。サーキットなどでのハード走行でも、エンジンルームの冷却を最適化する。停止時にはボンネットにセットされた横方向のルーバーが、NACAダクトとともに作動し、エンジンの熱を外へ逃がす設計としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 初代ホンダ NSXベースのスーパーカー『Tensei(転生)』、北米販売体制が決定
  2. 発表秒読み?…ホンダ『フィット』7月改良、4グレード構成に刷新か
  3. スズキ『ワゴンR』次期型、発売は2027年前半か…販売推移から見えるフルモデルチェンジの方向性
  4. ヤマハ発動機、子会社YMPCを2027年1月に吸収合併へ
  5. メルセデスベンツ『GLC』新型、独ブレーメン工場で量産開始…発売3か月の受注が電動車史上最多に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. メンテナンスパック「SUBARU Care Passport」、13項目選べる付帯サービス…7万8144円から
  2. 手放し走行で累計2000万km超、BMWの先進運転支援「Highway Assistant」…高速道路で最高130km/hまで手放し走行可能に
  3. AIDVの開発にもAIを活用、日産がプラットフォームをデモ…AWS Summit Japan 2026
  4. 警察庁、高齢運転者技能検査を見直しへ 合格者の事故率を追跡調査してみたら…
  5. アステモが執行役員を解任、「職務遂行の適切性に問題」…子会社社長も交代
ランキングをもっと見る