ZF、テスラ モデルS 用のブレーキ発売…電動車向けアフターパーツ拡大

ZFがTRWブランドから発売したテスラ・モデルS用のブレーキディスク
ZFがTRWブランドから発売したテスラ・モデルS用のブレーキディスク全 2 枚

ZFは7月30日、テスラのEV『モデルS』用のブレーキディスクをTRWブランドから発売した、と発表した。

ZFは2030年までに、全世界で生産される自動車の約3分の1が、電動パワートレイン車になると予想している。ZFは成長しているeモビリティ市場のニーズを満たすために、電動車向けアフターパーツのラインナップを拡大してきた。 今回、TRWブランドから、テスラ モデルS用のブレーキディスクを発売している。

モデルS用のTRWブランドのブレーキディスクは、高炭素グレイ鋳鉄材を使用して製造されている。これにより、ディスクの温度が下がり、ホットジャダーやブレーキ鳴きなどのNVH問題が発生しにくくなる。コンポーネントノイズの低減は、ドライバーの快適性に大きな影響を与える可能性があるため、EVの部品開発において、非常に重要という。

高炭素ブレーキディスクは、TRWのオーダーメイドの表面コーティングを使用し、耐腐食性を高めるために、ブラック塗装が施されている。

モデルS用のブレーキディスクは、まずはフロント用が発売された。リアのブレーキディスクは、数か月後に発売される予定、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
  2. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  3. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  4. 新世代MINI『クーパー』と『エースマン』に全身ブラックの「モノクローム」登場
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る