スズキ、インド市場低迷などで減収減益 2019年4-6月期決算

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スズキは8月5日、2019年4~6月期(第1四半期)の連結決算を発表。国内での検査体制再構築による減産に加え、インドでの四輪全体市場低迷による販売減少の影響により、減収減益となった。

売上高は前年同期比8.1%減の9075億円。営業利益は同46.2%減の627億円、経常利益は同45.6%減の724億円、純利益は同52.8%減の405億円だった。

四輪車事業は、国内での検査体制再構築による減産の影響に加え、インド、パキスタン、インドネシアでの販売減少や為替円高の影響により、売上高は同9.3%減の8171億円。営業利益は売上減少に加え、為替円高、諸経費等増加により同50.1%減の546億円だった。

二輪事業は、インド、フィリピンでの販売増加等により売上高は同2.0%増の656億円。営業利益は同7.5%増の23億円だった。マリン事業他は、大型船外機「DF350A」の北米を中心とした販売貢献等により売上高は同9.9%増の248億円、営業利益は同16.5%増の58億円だった。

通期業績については、売上高3兆9000億円(前期比0.7%増)、営業利益3300億円(同1.7%増)、経常利益3400億円(同10.4%減)、純利益2000億円(同11.9%減)とした期初予想を据え置いたが、見通しが厳しいことから、今後の動向も踏まえ、新たな予想を発表するとしている。

《纐纈敏也@DAYS》

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