明電舎、EVモーター単体で電費・車両評価ができる新システムの運用開始

EVモーター単体評価ベンチシステム
EVモーター単体評価ベンチシステム全 3 枚

明電舎は、明電舎太田事業所の開発実験棟に設置した電動車両用デモシステムの運用を8月1日より開始した。

電動車両用デモシステムは、2019年3月に業務提携したFEV社のシミュレーションソフトを組み込んだもの。製品販売の促進だけでなく、今後顧客への受託試験の提供や、明電舎のEV事業用の研究開発用設備としても活用していく狙いだ。

新しい試験システムは、明電舎製のダイナモメーターや操作計測盤に、FEV社のソフトウェア「オートメーションやリアルタイム・シミュレーションを実行するMORPHEE(モルフィー)」と「複数のCAEモデルを連成シミュレーションするxMOD(エクスモッド)」を組み込んだもの。これにより様々なモデルソフトを利用したシミュレーションを行うことで、EVモーター単体で車両走行状態の燃費、車両評価を行うことができる。

同社では、製品開発プロセスへのモデルベースの活用により、顧客の業務効率化と開発期間短縮に貢献する。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  2. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  3. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  4. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  5. 「盤石シャシー」に「戦甲車体」採用、ワイルドすぎるオフロードSUVが1時間で9700台受注の人気に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る