光岡、搬送霊柩車のフラッグシップモデル発売へ カスタマイズで幅広いニーズに対応

光岡プレミアムフュージョン
光岡プレミアムフュージョン全 12 枚

光岡自動車は、搬送霊柩車『フュージョン』シリーズに、フラッグシップモデル「プレミアムフュージョン」を追加設定。8月20日開幕の「エンディング産業展 2019(東京ビッグサイト)」で初披露すると同時に販売を開始する。

フュージョンシリーズは、遺体などを搬送する搬送車に加え、霊柩車としても使用できる1台2役の霊柩車だ。ベースモデルはトヨタ『アルファード』および『ヴェルファイア』。家族葬など少子高齢化により多様化する葬儀形態の増加や、葬祭業界の常態的な人材不足を補うために開発した多機能車だ。

新発売のプレミアムフュージョンは、棺室内に業務で使用する道具や装備などを収納するラックをオプションで装着でき、収納スペースのカスタマイズが可能な設計となっている。また、新設計の室内装飾は立体的に作られた構造体としての美しさを備え、キルティングステッチのレザーと艶を抑えた上品な木目調パネルで装飾。さらにレザーと木目調パネルの色や種類を選択可能とすることで、全く異なる棺室内の雰囲気を演出できるなど、顧客の趣向や地域に合わせたカスタマイズ性にも優れている。

外観は、クォーターピラーに「KIZASHI(キザシ)」と名付けられたランドボーを標準装備し、近未来的なデザインを採用。また、KIZASHIからリアゲートガラスを左右に覆うような造形により、リアビューをより先鋭なスタイルへ昇華。特長的な造形によって、より印象深く付加価値の高いお見送りシーンを演出する。

価格はFFが498万円から、4WDが522万円から。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. いつでもビーチ気分! 夏仕様のSUV『ハバナ』が30台限定で登場、499万円から
  3. スズキ『エブリイ』が災害時は「シェルター」に、軽キャンピングカーの新たな可能性
  4. メルセデスベンツ『CLA』新型、第4世代「MBUX」にセレンスの会話型AI技術搭載
  5. 世界最強の2.0ターボ搭載車に幕、メルセデスAMG『CLA 45 S』最終モデルが登場
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る