男鹿線に大型SLがやってくる…C61形牽引の『SLおが』 10月12・13日

今秋は男鹿線に入線することになったC61 20。
今秋は男鹿線に入線することになったC61 20。全 3 枚

JR東日本秋田支社は8月23日、秋田~男鹿間で10月に運行する臨時列車『SLおが』『DLおが』の概要を発表した。

この列車は、ユネスコの無形文化遺産に登録された「ナマハゲ」で名高い男鹿エリアで、伝統芸能の祭典「新・秋田の行事in男鹿2019」が開催されることに合わせて運行されるもの。秋田県内でSL列車が運行されるのは、2018年10月の秋田~湯沢間『SLこまち号』以来となる。

運行日は10月12・13日で、12系客車4両を使用。秋田方にはC61形蒸気機関車20号機(C61 20)、男鹿方にはディーゼル機関車が連結されるプッシュプル編成となる。

ディーゼル機関車が先頭となる下りは『DLおが』として運行され、時刻は秋田9時発(8時37分入線)~男鹿10時47分着。C61 20が先頭となる上りは『SLおが』として運行され、時刻は男鹿14時45分発~秋田16時17分(16時28分出線)。

国鉄時代、線路規格の関係で、蒸気機関車に小型のタンク式C11形が運用されていた男鹿線に、C61形のような炭水車付きの大型テンダー式蒸気機関車が走行するのはきわめて異例だ。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  3. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  4. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
  5. 日産 リーフ 新型の価格を予想する!…ベースは400万円台前半か
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る