曙ブレーキ、信元会長ら代表取締役3人が引責辞任へ

曙ブレーキ
曙ブレーキ全 1 枚

曙ブレーキ工業は、ファンドの出資を受け入れるための臨時株主総会を9月27日に開催するとともに、信元久隆社長兼会長が退任すると発表した。

同社は経営悪化から、事業再生ADR(裁判以外での紛争解決)を申請するなど、経営再建を検討している。スポンサーとなるファンドから200億円の資金を調達するため、9月27日に臨時株主総会を開いて、第三者割当増資について審議する。

同時に、経営責任をとって、信元社長兼会長、萩野好正副社長CFO、松本和夫副社長COOの代表取締役3人が、ファンドからの増資の払い込みが完了した時点で退任し、ボッシュの専務執行役員やTMDフリクションジャパンの社長を務めた宮地康弘氏が社長に就任する。

宮地氏は1981年に自動車機器(現ボッシュ)に入社し、2005年にTMDフリクションジャパンの社長に就任、2009年にボッシュの執行役員、2010年に常務執行役員、2016年に専務執行役員を経て、2017年から日本電産の常務執行役員を務めている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産、新型『エルグランド』世界初公開へ…ジャパンモビリティショー2025
  2. ヤマハ発動機が新型3輪オープンカー、「AIで成長する」2輪車を世界初公開! 大型EVバイクなど16モデルずらり…ジャパンモビリティショー2025
  3. キアがついに日本初上陸へ!EVバンの導入に「未来感あっていい」「街の景色が変わるかも」など期待の声
  4. 寂しさ45%、読者の感情:レクサス『LS』生産終了…「時代の流れ」「次への期待」が交錯
  5. 日産の新型SUV『テクトン』、写真公開…2026年発売へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る