日本マイクロソフト、MaaS実現に向けた支援策を開始 AIやIoTを活用

日本マイクロソフトは8月27日、MaaSの実現に向け、AIやIoTを活用した支援策を開始。パートナー企業と連携し、新たなビジネスの創出を図ると発表した。

現在、日本におけるモビリティサービスでは、急速に変化していくビジネス環境への迅速な対応が求められている。今回、日本マイクロソフトではこうした課題の解決および各社が競争力を発揮していくための支援策を開始する。

まず、MaaSに必要となるシステム共通部分を定型化したリファレンスアーキテクチャーを8月27日より提供開始する。提供内容は、ユーザー認証やサービスAPI連携および利用ログ蓄積の仕組み、MaaSアプリケーションサンプルコード等。MaaSに取り組む事業体や自治体は、リファレンスアーキテクチャーを活用することで、新規サービス開発期間、開発コスト、および運用コストを大幅に削減できる。

9月からは、MaaSサービス開発ができる技術者育成を目的としたプログラムを開始。MaaSのコンセプトから、AIやIoTをはじめとする先進テクノロジを活用したシステム構築や実装に至るまでの総合的なトレーニングを提供する。

また、MaaSに関する新規ビジネス開発に向けて、AI人材育成プログラム「Flags!」と連携し、ビジネスハッカソンの実施や、技術支援、パートナーマッチングなどの面で支援する。さらに、業種毎に最適な方法で顧客のデジタルトランスフォーメーションを支援するパートナープログラム「Microsoft Partner Network for Industry」の対応業種としてMaaSを追加。マイクロソフトとパートナー企業が連携したMaaS普及のためのエコシステムの構築を目指す。

《纐纈敏也@DAYS》

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