メルセデスベンツ Aクラス 新型に初のPHV、フランクフルトモーターショー2019で発表へ

燃費は71.4km/リットル

モーター始動のエンジンはメルセデスベンツ初

「Mercedes me Charge」が利用可能

メルセデスベンツ Aクラス 新型のPHV、A250e
メルセデスベンツ Aクラス 新型のPHV、A250e全 15 枚

メルセデスベンツは、9月10日にドイツで開幕するフランクフルトモーターショー2019(Frankfurt Motor Show)において、新型『Aクラス』(Mercedes-Benz A Class)のプラグインハイブリッド車(PHV)、「A250e」を初公開すると発表した。

【画像全15枚】

新型AクラスのPHVは、メルセデスベンツブランドの新世代PHVシリーズとして、新たに立ち上げられた「EQ Power」(EQパワー)車として展開される。メルセデスベンツは2020年までに、20車種以上にEQ Powerを拡大することを目指している。

燃費は71.4km/リットル

A250eは、Aクラス初のPHVだ。PHVパワートレインは、エンジンが直噴1.3リットル(1332cc)の直列4気筒ガソリンターボで、最大出力160hp/5500rpm、最大トルク25.5kgm/1620rpmを発生する。モーターは最大出力102hp、最大トルク30.6kgmを引き出す。PHVシステム全体で、218hpのパワーと45.9kgmのトルクを獲得する。動力性能は、0~100km/h加速が6.6 秒、最高速は235km/hに到達する。

横置きエンジン向けの8速デュアルクラッチトランスミッション、「8F-DCT」を新開発した。縦置きエンジン向けの8速デュアルクラッチトランスミッションと同じ技術コンセプトを導入する。オンデマンドの冷却システムなどにより、電気モーターのパワーを効率的に引き出す。メルセデスベンツ Aクラス 新型のPHV、A250eメルセデスベンツ Aクラス 新型のPHV、A250e

バッテリー(二次電池)は、蓄電容量15.6kWhのリチウムイオンだ。ダイムラーの子会社のDeutsche ACCUMOTIVE製となり、水冷式で、重量はおよそ150kg。EVモードでは、最大76km(NEDC:新欧州サイクル)をゼロエミッション走行できる。EVモード時の最高速は140km/hとした。欧州複合モード燃費は71.4km/リットル、CO2排出量は33 g/kmと、高い環境性能を実現する。

モーター始動のエンジンはメルセデスベンツ初

充電ソケットは、車両の右側フェンダーにレイアウトした。バッテリーの充電は、出力7.4kWの交流(AC)ウォールボックスを利用して、およそ1時間45分。直流(DC)の急速充電の場合、バッテリーの8割の容量を、およそ25分で充電できる。また、メルセデスベンツ車で初めて、エンジンは電気モーターで始動する。このため、新型AクラスのPHVには、12ボルトのスターターは装備されていない。

排気システムは、車両の床下の中央で止められた短い設計で、トランスミッショントンネルにサイレンサーを組み込んだ。燃料タンクを車軸の設置スペースに配置することにより、高電圧バッテリーが搭載される後席の下にスペースを生み出した。これにより、ガソリン/ディーゼルエンジンの新型Aクラスと比較して、トランク容量の減少を最小限に抑えている。

新型AクラスのPHVには、電動冷媒圧縮機を搭載する。車両を始動する前にエアコンやヒーターを、スマートフォンを使って、あらかじめ遠隔で起動できる。メルセデスベンツ Aクラス 新型のPHV、A250eメルセデスベンツ Aクラス 新型のPHV、A250e

「Mercedes me Charge」が利用可能

「Mercedes me Charge」を介して、ドライバーは欧州で300を超えるさまざまなオペレーターの世界最大の充電ネットワークにアクセスできる。ナビゲーションシステムとの連携のおかげで、ユーザーは充電ステーションを簡単に見つけることが可能だ。「Mercedes me」の充電カードやアプリを利用して、充電ステーションにアクセスできる。ユーザーには、個別の契約は必要ない。認証した後で、支払い方法を一度登録すれば、充電代金の決済が簡単に行える。また、充電は自動的に予約され、充電代金は、毎月の請求書に記載される、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ダイハツ『ラガー』30年ぶり復活か?…土曜ニュースランキング
  2. 新東名・NEOPASA浜松で「“航空祭”フェスティバルIV」開催! 6月13日から
  3. トヨタ『ライズ』がRAV4デザインに!? 次期型が驚きの進化、国内トップSUVの最新情報
  4. ホンダ『N-BOX』の運転席を収納力アップ! 簡単設置の専用「ダッシュボードトレイ」発売
  5. 車の黒樹脂パーツが白くなる原因と対策、洗車後に差が出るメンテナンス方法~Weeklyメンテナンス~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. ホンダ「2026ビジネスアップデート」…次世代HV15車種投入、2029年度営業利益1兆4000億円
  2. BYD、Huawei、Xpengが示す中国自動車産業の次なるステージとは…匠新[インタビュー]
  3. ダイフク、520億円の成長投資でマザー工場再開発とドイツ企業買収…2030年に売上高1兆円へ
  4. AIドライブレコーダーで道路損傷を自動検出、「道路巡回ソリューション」共同開発…電気興業とサイバーコア
  5. JFEスチール、スポット溶接安定化技術が国内自動車メーカーの部品に初採用…高強度鋼板の適用拡大に貢献
ランキングをもっと見る