夏冬タイヤを自動識別、試験結果は判別率98.7%

冬用タイヤ自動判別システムの概要
冬用タイヤ自動判別システムの概要全 1 枚

国土交通省は、新技術を活用するために実施した夏冬タイヤ判別するなどの「自動識別が可能なカメラ撮影・解析技術」の試験結果を公表した。試行したのは西日本高速道路エンジニアリング四国の「冬用タイヤ自動判別システム」。

国土交通省では、現場ニーズに基づいて募集する技術テーマを設定し、民間の優れた新技術を公募し、現場で活用・評価する「テーマ設定型(技術公募)」を実施している。試験は同一の評価項目や試験方法の下で比較可能な諸元表を作成し、新技術の活用を促進することを目的に実施している。

西日本高速道路エンジニアリング四国の「冬用タイヤ自動判別システム」の使用実績は、期間:2018年12月28日~2019年1月27日、場所:中国道安佐SA、舞鶴若狭道福知山IC、大分道別府~大分間バス停、高知道法皇TN北坑口の4か所。測定台数は3万3180台。

タイヤ表面が乾燥、降雪なし、目視で冬タイヤと判別……カメラが冬用と判別:95.4%
タイヤ表面が乾燥、降雪なし、目視で夏タイヤと判別……カメラが冬用と判別:0%
タイヤ表面が湿潤、降雪なし、目視で冬タイヤと判別……カメラが冬用と判別:84.1%
タイヤ表面が湿潤、降雪なし、目視で夏タイヤと判別……カメラが冬用と判別:0%
タイヤ表面が湿潤、降雪あり、目視で冬タイヤと判別……カメラが冬用と判別:55.3%
タイヤ表面が湿潤、降雪あり、目視で夏タイヤと判別……カメラが冬用と判別:0%

目視で夏タイヤと判別したタイヤでカメラが冬用と判別したのは、タイヤの状態、路面の状態に関わらずゼロだった。

現場実証は2019年4月4~5日、国土交通省関東地方整備局長野国道事務所(駐車場出入口)で行われ、測定台数は94台。タイヤ表面は乾燥、降雪なしの状況。その結果、目視で冬タイヤと判別したもので、カメラが冬用と判別したのは98.7%だった。また、目視で夏タイヤと判別したタイヤでカメラが冬タイヤと判別したのはゼロだった。

《レスポンス編集部》

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