ホンダは、汎用エンジン「iGX」に新型のV型2気筒(Vツイン)シリーズ4モデルを追加し、9月より国内作業機械メーカーからの受注を開始する。供給は2020年2月より順次開始予定。
新型iGX Vツインシリーズは、独自の回転数電子制御技術「電子ガバナー(STRガバナー)」を採用。ECU(電子制御ユニット)がスロットル開度を常に制御することで搭載作業機械が要求する作業回転数やアイドル回転数などを正確に保持する。さらにFI(電子制御燃料噴射)システムや、リモート制御も可能なDBW(ドライブ・バイ・ワイヤ)などを採用することで、より複雑で高度な用途に対応するとともに、優れた燃費性能と高い作業効率を実現している。
iGX Vツインシリーズは、iGX800(ホリゾンタル型779cc、最大出力25.3ps)、iGXV800(バーチカル型779cc、最大出力25.3ps)、iGX700(ホリゾンタル型688cc、最大出力22.4ps)、iGXV700(バーチカル型688cc、最大出力22.4ps)の4モデルをラインアップ。
新型iGX Vツインシリーズは、米国ラスベガスで開催された商業建築機械の国際見本市「ワールドオブコンクリート2019」(1月22~25日)で発表しており、北米地域を中心に海外の各種作業機械メーカーへの供給を順次開始する。
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