ヴァレオの電動化技術、JVのeDriveとPHV…フランクフルトモーターショー2019[おわび]

ヴァレオ48V PHEVゴルフ(フランクフルトモーターショー2019)
ヴァレオ48V PHEVゴルフ(フランクフルトモーターショー2019)全 3 枚

ヴァレオ(Valeo)は9月10日、ドイツで開幕したフランクフルトモーターショー2019(Frankfurt Motor Show)において、ジョイントベンチャーのヴァレオシーメンスeオートモーティブによる、高電圧電動システムの「eDrive」を展示している。

eDriveは電気モーター、インバーター、減速装置が一体化しており、出力が同クラスの内燃機関と比べて、小型化、効率化が図られるという。出力は300kW(408hp)、400ボルトの電源システムを採用している。ヴァレオによると、eDrive を搭載した車両(高級車やファミリーカーを想定)は、CO2を排出することなく、0~100km/hを4秒以内で加速できる。

ヴァレオは、このeDriveを搭載した車を、2019年内に公道で走らせる計画だ。

電動モーター、車載チャージャー、DC/DCコンバーターなど、ヴァレオのエレクトリカルシステムをフルに搭載したファミリー向けPHV試作車『48V PHEVゴルフ』も展示した。都市部では最高速70km/hまでで後続40kmの電動走行が可能で、さらに長距離の走行では内燃エンジンへの切り替えることができる。

<おわび>当初、「eDrive」と「48V PHEVゴルフ」が混ざった記述になっておりました。それぞれ別の展示です。訂正、再出力しました。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スバル『アウトバック』新型、約515万円から…年内米国発売へ
  2. 日産『GT-R』生産終了、4万8000台を製造し18年の歴史に幕…次期型に知見継承へ
  3. 下請法が「取適法」に…2026年1月施行の改正ポイントは?
  4. レクサス『LM』対抗!これがメルセデスベンツ最高級ミニバン、『Vクラス』後継の最終デザインだ
  5. 「一度でいいから拝んでみたい」33台が完売のアルファロメオ、購入者の1人がF1ドライバーであることも話題に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る