メルセデスベンツ(Mercedes-Benz)は9月10日、次世代の電動車向けのバッテリーを、100%再生可能エネルギーからの電力を利用して生産すると発表した。
メルセデスベンツは、新世代の電動車シリーズとして、「EQ Power」(EQパワー)を立ち上げた。メルセデスベンツは2020年までに、20車種以上にEQ Powerを拡大することを目指している。
その一環としてメルセデスベンツは、EQ Power 車を含めた次世代の電動車向けのバッテリーを、100%再生可能エネルギーからの電力を利用して生産する。
メルセデスベンツは中国のFarasis Energy社と提携した。同社と協力しながら、水力、風力、太陽エネルギーなどの再生可能エネルギーから生み出された電力を、バッテリーセルの生産に使う計画だ。
メルセデスベンツ EQC(欧州仕様)メルセデスベンツはまず、ドイツの建設中のバッテリー工場を、稼働当初からカーボンニュートラルにする。その後、米国と中国のバッテリー工場が、カーボンニュートラルの工場として稼働する予定、としている。