ユーザーが整備工場を選ぶ…メタリック塗装の目の立ち方が気になる

“修理はディーラーに出せば安心”はもう古い? これからはユーザーが整備工場を選ぶ時代に…大阪府門真市 ミツイオートサービスの取り組み
“修理はディーラーに出せば安心”はもう古い? これからはユーザーが整備工場を選ぶ時代に…大阪府門真市 ミツイオートサービスの取り組み全 11 枚

「ボディのメタリックの“目の立ち方”がどうしても気になる」

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熟練の鈑金スタッフが呟いた一言…ではなく、事故修理を終えた“ある高級輸入車”のカーオーナーが、修理を担当したディーラーに話した一言だそうだ。

カーオーナーにとって、ディーラーはいわば“安心して修理をお願いできる場所”のはずなのだが…。数回のやりとりを交わしても、件のカーオーナーはその仕上がりに納得しなかった。


◆高度な修理に対応する、より高度な整備工場が大阪に

このカーオーナーが新たに事故を起こしたタイミングで連絡をしてきたのが、大阪府門真市に本社と鈑金塗装工場を構えるミツイオートサービス(桑才新町9-11・増田洋一社長)だ。

同社は昨年、ドイツを中心に世界的に知られる第三者検査機関 テュフ ラインランド ジャパン(TUV)による監査の中で、最高位の認証となる「プラチナ認証」を取得している。

カーオーナーは、同社がこのTUV認証を取得していることを知り、ディーラーには持ち込まず、同社に修理を依頼してきたのだ。


「“TUVのホームページを見て、プラチナ認証を取られている工場だと知り、ぜひしっかり直してほしいのでお願いしたい”とお電話があった時は、正直驚きました」と話すのは、同社の増田社長。新たな事故による損傷箇所に加え、前回修理が完了している箇所も気になるので、しっかり直してほしいとの要望に、増田社長を始め同社のスタッフも慎重に新たな損傷箇所と前回の修理箇所を確認したという。

修理の様子について、同社の筒井訓男工場長は、

「ディーラーさんの前回の修理のクオリティーは、パッと見では高いものでした。このクルマの色目はスリーコートパールホワイトというものなのですが、太陽の下では、塗装の色目の違いは全く分からないレベルでした。ただ、工場に移動してみると、オリジナルのボディと比べ、色目がやや暗い色に塗装されていることが分かりました。そのため、新たな損傷箇所の修理と合わせて、改めて塗装をしっかり行う必要がありました」と話す。


慎重かつ高度な修理と塗装を終え、作業内容を丁寧に説明し、仕上がりを確認してもらったところ、カーオーナーは満足した様子で「また何かあったらぜひ、ミツイオートサービスさんにお願いしたい」と話し、同社を後にしたという。

今回のケースは整備工場選びの1つのモノサシとして、TUV認証が少しずつではあるが、認知されてきている一つの事例と言えるだろう。カーオーナーの皆さんも、正しい整備工場選びをするために、ぜひ覚えておいてほしい。


◆“選ばれる工場”になるために

ミツイオートサービスは、2019年8月19日(月)に主に車検整備を担っていた「東大阪店」を移転・統合する形で、新工場を増設、稼働させた。

業界でその動向が注目される「特定整備」への対応を強く意識した新工場について、増田社長は「今後、業界の様々な動きや認証取得の流れが加速する中で、工場の資格要件で恐れるものはないように、今回の新工場稼働を機に設備・レイアウトを整えました。その上で、車検のラインも見直し、大型車まで検査できる認証の格上げも実施したところです」と自信を見せる。

また、今回の新工場で特筆すべきは、特定整備の際に、特に重要となるエーミング(=先進安全自動車に搭載の各種センサーを調整し直す作業)を内製化できるスペースを確保している点だ。今後予想される業界の大激変にも、万全の体制で対応できる工場と言える。



これまで“クルマを直すにはディーラーに預ければ安心”という考えが存在したのは確かだ。しかし、現在のクルマの修理は、ディーラーですら難しいということもカーオーナーは頭に入れておく必要があるのではないだろうか。

“修理はディーラーに出せば安心”はもう古い? これからはユーザーが整備工場を選ぶ時代に…大阪府門真市 ミツイオートサービスの取り組み

《カーケアプラス編集部@松岡大輔》

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