未来のSクラスか、メルセデスベンツ ヴィジョンEQS…フランクフルトモーターショー2019[詳細画像]

メルセデスベンツ ヴィジョンEQS(フランクフルトモーターショー2019)
メルセデスベンツ ヴィジョンEQS(フランクフルトモーターショー2019)全 20 枚
メルセデスベンツが、フランクフルトモーターショー2019で初公開した『ヴィジョンEQS』は、EQブランド初のセダンコンセプトカーだ。「EQS」の「S」は、『Sクラス』を意味しており、将来の大型の電動高級サルーンを提示している。

ヴィジョンEQSのEVパワートレインは、前後アクスルにモーターを搭載し、4輪を駆動する4WDとなる。2個のモーターは、最大出力476hp、最大トルク77.5kgmを引き出す。強力なモーターは、0~100km/h加速4.5秒、最高速200km/hの性能を発揮する。

バッテリーはリチウムイオンで、蓄電容量は100kWhと大容量だ。この効果で、1回の充電での航続は、最大700km(WLTPモード)の性能を備える。出力350kWの急速チャージャーに対応しており、バッテリーの8割の容量を、およそ20分で充電できる。

ヴィジョンEQSには、世界初の188個のLEDで構成されるデジタルフロントグリルを装備した。ヘッドランプには、2つのホログラフィックレンズモジュールを備えた「デジタルライト」を採用する。メルセデスベンツによると将来、ほぼ無制限の数の照明バリエーションを可能にするという。リアには、229個の光る星で構成されたライトベルトを採用し、ブランドのロゴを従来にない新しい方法で輝かせる。

インテリアは、ラグジュアリーヨットの世界からインスピレーションを得ている。未来的なデザインで、コンパクトなステアリングホイールや大型ディスプレイモニターが特長だ。両側のドアにも、ディスプレイモニターが装備される。また、シートは独立4シーターで、フローティング構造のセンターコンソールが、前後を貫くデザインを採用している。

《野宗 智仁 / Nosou Tomohito》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  2. 「妄想が現実になった」トヨタがAE86のエンジン部品を発売へ…「復刻だけじゃない」その内容に驚きの声
  3. ヤマハの3輪スクーター『トリシティ』が進化! SNSでの注目は「デザイン」と「屋根が付くか」
  4. レクサス『IS』改良新型、米国はハイブリッドなし..V6ガソリンだけを設定
  5. 「動画を観る」もっとも良い方法とは? トヨタ車純正ディスプレイオーディオ搭載車の場合は?[車内エンタメ最新事情]
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る